- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022507051
作品紹介・あらすじ
カリスマ会長の誘拐。犯人の要求は7億円。だが取締役会の決定は…。
感想・レビュー・書評
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2016_07_22-0072
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会長が、誘拐された。
上場企業として、巨額な身代金を用意することの、大変さ。
デリケートな統合事業や、流動的な株価など、企業活動の難しさが、伝わってくる。
誘拐事件そのものではなく、そこに起因する、企業のドタバタをメインにした物語。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-ee92.html -
右往左往して、人が入り乱れて、現在過去と話が飛んで、
時間をかけて読んだせいか、何だったのか良くわからない
ストーリーの筋がない、結局は金持ちの道楽 -
上場企業の会長が誘拐された場合、企業としてどのように対応せざるを得ないかを丁寧に描いているので、面白く読めましたし参考にもなりました。
一方で肝心の誘拐自体の真相はありきたりで誘拐ミステリーとしては少し不満の残る内容でした。 -
木宮 条太郎さんの
「本日の議題は誘拐」を読みました。
上場企業の元会長の行方が分からなくなる・・・。
背景には、合併を検討している最中の企業である側面も持っている。
合併の行方は?そして会長の行方は?
上場企業を取り巻く、昨今の規制や企業買収等などの背景などが、
分かりやすく描かれている。
バブルを乗り越えてきた企業が、どのような形態で運営されているのか?
また、企業買収はどの様な背景を元に選ばれているのか?
企業倫理、管理体制、統制体制・・・など、
規制としがらみの中にある盲点も見えてくる・・・。
全ての企業が、このような感じではないのでしょうか、
面白く読める一冊です。
実は、ミステリーです(笑
評価:★★★★