失われた近代を求めてI 言文一致体の誕生 (失われた近代を求めて 1)
- 朝日新聞出版 (2010年4月20日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022507334
作品紹介・あらすじ
『古事記』に始まり、平安後期の慈円による『愚管抄』を経て、二葉亭四迷の翻訳『あひびき』に至るまで模索されてきた日本語文体は、言文一致体の誕生によって一つの「完成」をみた。しかし、日本の文学史が、その先で袋小路に陥ったとして、その時、我々はなにを見失ったのか。
感想・レビュー・書評
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兼好法師の徒然草、慈円僧正の愚管抄。そして、二葉亭四迷の浮雲から田山花袋の蒲団、そして四迷の平凡。長い長い旅をした様な気がします。なるほどそうでしたかって感じです。
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