フェルメールへの招待

制作 : 朝日新聞出版 
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022509413

作品紹介・あらすじ

絵のポイントを徹底解説パーフェクト鑑賞講座。本物の大きさを体感!原寸大にしてみると。フェルメールを「語る」ための5つのキーワード。32億円で落札された「37枚目」のフェルメール。レンブラント、フランス・ハルス、ライスダール…同時代の画家たち。全点踏破のための17美術館ガイドほか。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/57795

    フェルメール作品の見るべきポイントが分かる。
    生涯や食事情などの歴史も知ることができ、写真がたくさん載っているので、見るだけでも楽しい。

  • 数少ないフェルメールの作品を存分に楽しめる本。
    いくつかの絵については詳しく解説もされているので、実際に実物が観たくなる。

    「真珠の耳飾りの少女」が有名だが、他にも「真珠の首飾りの女」や「絵画芸術」など光の魔術師と呼ばれる所以が分かる作品が目白押しだった。

  • 大好きなフェルメールに また会える!

     ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/12376691368b91c95cd5e5e5f766293d
     『フェルメールの真珠の耳飾りと首飾り』 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」

    フェルメール 光の王国展 フェルメール・センター銀座 Vermeer Center Ginza 1/20-7/22
    福岡伸一 監修  フェルメール全37点のリ・クリエイト作品を一堂に展示。

    5/5 行きました。よかった!
    2012/5/5「フェルメール光の王国展と銀座歩き」 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」
     ⇒ https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/11037c7011147832f3d4a168d77dd097


    MIXI知人のブログ → URLはこちら http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2786 『『フェルメールへの招待』』 :  弐代目・青い日記帳 2012.02.24 Friday

    この本は、フェルメールの全作品の解説が載っている。
    特に有名な絵は細部にわたって、要点が示されているので、見る時の参考になりそうです。
    その他、フェルメールの時代や 絵に使われた楽器や小道具のことなど、わかりやすい本です。

    2012/6/30 予約 7/5 借りて読み始める。7/10 読み終わる。

    内容と著者は

    内容 :
    画家フェルメールの全37作品を読み解く入門書。
    絵のポイントを徹底解説するパーフェクト鑑賞講座、フェルメールを「語る」ための5つのキーワード、全点踏破のための美術館ガイドなどを掲載。
    額装できるB5判カード付き。

  • 2018年11月18日読了。

  • 昔ギャラリーフェイクという漫画で、フェルメールはよく出てきたので、背景等は何と書く理解していた。

    当時この技術がいかに衝撃的だったのか?裏にどんな意味が隠されているかなど分析されている。

  • フェルメールブルーに憧れて。
    フェルメール展が待ち遠しい♡

  • フェルメールの全37作品についての解説を始め、当時のオランダ文化や、同年代であるレンブラントやフランス・ハリスらとの関係性なども非常にわかりやすく紹介したフェルメール入門本。ためになりますー^^

  • 2014/02/28完讀

    フェルメール生平1632-1675

    這本書非常淺顯易懂地介紹,算是已經把最基本的基礎知識都已經寫出來了,寫法我也算喜歡(藝術還是要以藝術鑑賞而不是科學解析為主,這是我的堅持),也頗有收穫。

    ・荷蘭歷史:1568開始獨立戰爭,1581獨立宣言,1602成立第一家股份有限公司東印度公司,1609年在平戶開設商館,1648正式被承認獨立。

    ・荷蘭因為是市民社會,喜歡親近易懂的風俗畫(畫當時時代的人的生活),也發展出靜物畫(例如畫海外帶回來的珍奇物品,寶飾品和花)。肖像畫;除了似顔絵,也希望能畫出被畫者的富裕和教養。

    ・手紙ブーム:從西班牙獨立,プロテスタント很多,認為閱讀聖經裡面神的話是信仰的原點,所以初等教育急速滲透。另外,海運發達,也是歐洲第一個整備近代郵政制度的國家,當時情人間常常寫情書。

    ・造船業盛,木材加工技術高,設計簡單,荷蘭木造家具在歐洲相當受歡迎。

    ・印刷業發達,地圖常常被拿來當室內裝飾,女性識字率很高,14~15世紀常常有畫讀信或看書(時禱書)的女性

    ・受惠於大航海時代而入手的顏料(因為航線被西班牙無敵艦隊擋住了,所以荷蘭人就另闢航道,拿下雅加達)

    ・西方以藍色為通常用於聖母衣裳的高雅顏色(金銀等於耶穌),而黃色因為是猶大的衣服,被當作背叛的顏色而不受喜愛,但フェルメール大量使用他最愛的藍色(ウルトラマリンブルー)和補色黃色讓這兩種顏色對話(因為輸入東方的鮮豔布料,17世紀的荷蘭衣服顏色變多了,早期是白頭巾和暗色衣服我特別喜歡他畫黃衣服的女性,例如柏林那幅珍珠項鍊的女性,還有羅浮宮的レースを編む女。真珠の耳飾の少女和牛乳を注ぐ女的用色也很美),讓畫面構成簡單,兩種補色可以互相輝映,整體用色極度地少:「色数を極力少なく抑えて、画面に上品な静けさをもたらそうとした」

    ・インディアンイエロー(愛用的黃色,當時荷、法蘭德斯畫家常用來畫陽光):インドのベンガルの特産で、15世紀ごろからヨーロッパに輸入されはじめた。その原料はマンゴの葉だけを餌として与えられた牝牛の尿を蒸発されて精製したもの。

    ・お気に入りの黄色いマント

    ・構図がシンプルで、服装や小道具を簡素にすることで色彩を明暗が強調され、遠近は光と影で表現されている。

    ・充滿詩情。

    ・對焦和光線的感覺(畫光反射也會用點綴法。另外還有遠近法的一點消失法)。譬如說キダーを弾く女裡面是對焦在畫上,而不是女性。

    ・引き算の美学:例如戴珍珠項鍊的女性,牆壁是大片的空白,當時畫這種「身づくろいの女性」,常常會畫使用人跟小道具或者鏡子,不過他反而都不畫,用這種美學來製造「静で穏やかな空間」

    ・荷蘭因為貿易的關係,大量引入東方的色彩和裝扮(例如真珠の耳飾の少女的頭巾),也可以增加神秘性,表示富足感。地理學者身上穿的那件叫做「ヤポンス・ロック」的日本着物。

    ・修復畫:洗淨(把表面的すす和ほこり弄掉,把保護作品的天然ワニス也除去,事前調查,作科學分析和X光調查,如果不是畫家自己畫的就弄掉)+補彩(把剝落、損傷的部分補彩)+補修(讓畫布不要再變形)。

    ・絵画芸術:歐洲古來把詩人跟音樂家當作藝術家,但只把畫家當作職人,到文藝復興稍有改善,但仍還是有被輕視的傾向。維美爾的藝術家宣言。這一幅藏在維也納,吊燈上還有哈布斯堡王朝的紋章「双頭の鷲」。

    ・光のシャワー:西方繪畫自古以來就用「光」來表現神這個看不見的存在。林布蘭:ダナエ的官能感。荷蘭禁止偶像崇拜,無法光明正大地畫聖母瑪麗亞,所以畫出這些聖潔的女性?

    ・リュート=恋い。當時荷蘭男女都是在教會跟慶典認識,所以必須演奏樂器以便尋覓對象,所以練習樂器是必要的。

    ・三浦奈保子さん:「どれも日常の瞬間を切り取って、それをぎゅっと凝縮したような絵で、崇高で荘厳な感じがします。それでいて温かみがあって。」「絵を見たり、美術館を行ったりするのは、日常の風景の中の非日常の空間に入り込むようなことですね。そこに自分を置くことで、新しい考え方が生まれることもあります。とくにフェルメールの絵を見ていると、いろいろな物語が想像できるので、「私はここに惹かれているんだ」とか、自分を知る手がかりにもなって、新しい自分に出会える。そんな感じです」「絵を見ながら、いろいろな世界が自分の前に迫ってくるといいなと」

    ・21歲登錄聖ルカ組合:成為「親方画家」,可以在自己的作品上簽名,在市區內自由買賣,可以收弟子。

    ・パンプディング(傳統菜單!)

    ・1672路易十四進攻荷蘭,荷蘭與英國戰爭爆發,經濟狀況惡化,晚年負責催收借款的維美爾1675年過世,正好和荷蘭的泡沫榮光時代和衰退期同時。

    ・ランベルト・ファン・メールテン博物館(1樓有重新不治的維美爾房間,建議下午去!)

    其他重要畫家:肖像畫天才フランス・ハルス,以及風景畫家ヤコブ・ファン・ライスダール(將以往只是人物畫和風景畫的脇役變成主角,風景畫因為易懂而引起市民歡迎)

  • フェルメールの全作品をあらゆる視点から徹底解剖。通り一遍の画一的なアプローチではなくそれぞれの個性に応じた分析が施されている。とくに原寸大で表す一風変わった趣向は間近で現物を鑑賞しているような感動があった。描いた順の大きさ比較も画業の変遷を理解するうえで非常に有益である。このほかデルフトでフェルメールの光を体現できる部屋の紹介など興趣を誘う企画満載となっている。

  • 読みやすくわかりやすい。一部の代表作は原寸大で載せられて細かい光の描写が分かる。
    見所、工夫、アトリビュートの意味、当時の時代背景や世相、謎の多いフェルメールの人生についても触れられている。
    あまり触れられることのない絵画の修復の効果や失敗についても言及。
    あまり美術に造詣がなくても楽しめる一冊。
    各絵のサイズ一覧表がなかなかいいアイディアだと思う。気合の入った絵は大作になるものなのだなあ。
    メーヘレンの贋作にも触れているのだが奇しくも父親が買取その後フェルメールが継いだ宿屋の名前と同じ。

    ベルギーの首都を「アントワープ」と書いてしまってるのが残念(本当はブリュッセル)。

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