- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022509673
作品紹介・あらすじ
年金、財政から消費税、原発危機まで、日本の病根と解決策が一冊ですべてわかる。
感想・レビュー・書評
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settingsunさんこれ読みたい!これ読みたい!2012/12/01
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辛坊治郎氏が、わかりやすく日本の現状について教えてくれる。
とはいえ、目を背けたい事実のあれやこれやを、明解に解説してもらえばもらうほど、日本の未来に不安が募る。
「消費税」や「原発」など、専門家であっても人によって意見が真逆だったりする。
溢れる情報の中から信頼するものを選び取るのは大変難しい。
辛坊氏はいう「この国をどうするのか。その回答を誰かに頼るのではなく、一人一人の日本国民自ら見つける時代にならなくては、この国は終わると思う。」
そして「残された時間は少ない」と…。
日本の未来を考えるための、大切な一冊である。-
「溢れる情報の中から信頼するものを」
言ってる人が信頼出来るかどうか、それを見極めるしかないですね、、、公正な方を探して指針にしましょう(辛...「溢れる情報の中から信頼するものを」
言ってる人が信頼出来るかどうか、それを見極めるしかないですね、、、公正な方を探して指針にしましょう(辛坊治郎は、んーーどうでしょうね?←否定している訳ではありません)。。。2013/01/30 -
おっしゃる通りだと思います。それがなかなか難しいのですが…。とりあえず、辛坊さんは面白いので♪おっしゃる通りだと思います。それがなかなか難しいのですが…。とりあえず、辛坊さんは面白いので♪2013/01/30
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2013/02/04
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2012年4月30日、初、並、帯付
2016年4月30日、伊勢BF -
2012年4月刊。
財政政策以外は,基本的に著者の意見にすべて納得です。
著者の本は,最終章(あとがきではない)で熱く語り終えるところが好き。 -
できるだけ表面的ではないものの見方ができるといいと思う。
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あまり期待していなかったが
結構、面白い
ただ、賞味期限があるので
いまから読む人は要注意
4.0点 -
ラジオでは軽快で歯切れのよいトークなんだけど、文章にすると、けっこうつまらない。主張をすでにラジオで聞いているからかもしれないけど。
年金対策も税金上げて対応すべし、というのもどうかと思う。復興税つけて各省庁は何に使った?年金目的と言って税金上げてもどうせ他のことに使うんだろうか!と思ってしまう。
希望する死刑囚については原子炉に入って事故を食い止めることも許す、ってのも分かるけど、飲み屋のおっさんの話しだよね。人権考えると死刑囚だから死んでもよい、ってのも全然言えないよ... -
かなり極左的で過激な発言も多く、敵も多い辛坊氏だが、言ってることはよくわかるしおもしろい。いかん、はまりそうだ…。
・2033年に枯渇すると言われている年金。若い人が高齢者を支える図式になっているが、負担が大きすぎる。そこで提案。
年金交付国債を発行し、消費税を5%引き上げて年金のためだけに徴収、100年かけて償還する。つまり全世代の拠出で高齢者を支える制度を作る。
・3.11原発事故における政府と東京電力幹部の対応の遅れは住民を生命の危機に陥れているという事実。
・今後は原発などいらない。太陽光発電で充分まかなっていける。
・日本の国債は借金返済のためまた新たな国債を発行するという自転車操業。しかも買い手は90%が銀行と生損保という、日銀・財務省・金融機関三位一体となって売れ残りがないように八百長を組んでいるのだ。こんなことをやっていてはいずれ破たんする。
どうやって赤字から抜け出すのか。…政府の考えることは消費税アップだ。消費税上げが決定すると、「税金で取られるぐらいなら」と駆け込み購入する消費者が増え、市場が活発になる。
それは結構だが、生活保護者がマッサージに通うようなおかしな現実をまずなんとかしなければならない。
・TPP加盟となった場合、政府はまたも国内の農家に助成金の交付を表明するはずだ。日本の農業はそんなに弱いのか。日本は世界でも稀にみる農業に適した国、「豊葦原(とよあしはら)の瑞穂の国」である。日本の農業を再生させる方法はただひとつ、農地解放の逆をやること。つまり小規模兼業農家から農地を開放して、モチベーションの高い専業農家に土地を提供して、質をより向上させることだ。
・出生率をあげるために民主党は「子ども手当」を子供一人に対し1万3千円支給した。しかしそんなことをしても率先して子供を産むのは低所得者層だけ。高い教育を受けさせられる高所得者層はそんなはした金のために子供を産んだりはしない。質のいい子供を得るためにはフランスのように所得税率を家族の頭数で割るということにすれいい。高所得者層ほど税率を低くしようと子供を増やす。
などなど、ちょっと怖い話もあり。興味深く読める。 -
卵の食糧自給率10%には驚いた。数字の操作というまやかしの何と恐ろしい事か。
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ためになった。客観的なデータから意見も述べられているので、論説にも説得力があった。
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色んな方面からの興味深いことが書かれていて、知らなかった裏事情も知ることができた。
知れば知るほど怖くも感じたが、目を塞がずに本当の事を常に知っておかねばとも思った。 -
年金の真実は本当に恐ろしい。我々世代は「生涯年金受給額-生涯保険料」が▲500万円超と示されていた。ショックだ。
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今の評価日本がどうなっているのか?大手のメディアが伝えないことを辛坊さんがわかりやすく説明した本。
このままだと日本はどうなってしまうのだろうか?とても不安が募る。
まずは、この本や他の本やいろんなメディアの意見を聞き自ら考えることが必要です。
しかし、私たちができることはそう多くはない。投票と自分の暮らしを守ることぐらいです。 -
震災瓦礫の受け入れについて、この放射能ばかりに焦点がいっていますが、中古自動車の放射能についての報道がないことが不思議です。
震災瓦礫の放射能よりも、もっと心配しなければいけない放射能があると思いました。 -
チェック項目13箇所。年金支給開始年齢の引き上げの前になぜそうしなくてはいけないかの議論を忘れていないか?年金記録システムに三億件も入っていた。一番の不正議は、国の原子力政策に一切の発言権も持たず長年東京電力の正社員よりも低賃金で働いてきた地元の下請け企業の作業員に命がけの作業を押し付けること。世界で起きることは日本でも起きる。福島原発の避難地域を旧ソ連のものに合わせると東北新幹線も東北自動車道も立ち入り禁止区域に含まれてしまう。危機管理の鉄則は最高の結果を祈りながら最悪の事態に備えること。天災が原因で原子力事故が起きた時には誰も責任をとらなくてもいいという法律。勇気をもってわからないと言える人が本当はわかっている人。正しい判断には正しい情報必要なのだ。奥尻島の災害後復興政策の後のゴーストタウン化の現実。フランスでたくさんの子供が生まれる本当の理由は税制。福祉の施策に使われる費用を稼ぐ層を作り出す策をとらないと戦後築いてきた資産を食いつぶした時点で言ったは緩やかに死んでゆく。