宿神 第一巻

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著者 : 夢枕獏
  • 朝日新聞出版 (2012年9月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022510020

宿神 第一巻の感想・レビュー・書評

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  • 歴史小説はほとんど読まないんだけど、たまたま読み始めたこれは面白かった。これくらい緩やかな性生活だったら、お世継ぎ問題も無くなるのにねー。

  • 第一巻、皇を交え好漢二人が織り成す物語は、作者の得意とする所、今回も見事に嵌ってしまいました。
    本を読んで、ワクワクさせられるのは、幸せですね。
    闊歩する登場人物の今後の展開に期待してます。

  • 「陰陽師」みたいな感じかと思ったら全然違った。

  • 佐藤義清(のりきよ/後の西行)美少年というか美声年というかとにかく超男前で、もうオールマイティで超絶才能の塊、さらに妖を見る力まであるという。さらに豪快な若者時代の平清盛(西行とは同じ歳)との交流、耽美系漠バージョン『平家物語』というか、平家物語のエピソードも存分に出てくるがこれまた怪しい魅力満々でいい感じのスタートです。ノリは”陰陽師”の安倍晴明と源博雅的な漢の絆的なねぇ、萌えではあります。第一巻、やっぱり平家物語序盤の大エピソードというと盛遠やねぇ、私的には吉川本の”新平家物語”のあの件が好きなんですが、餓狼伝の臭いするのもいいかとおもわんこともないです。おもろいです。

  • とても読みやすく、サクサクと読めるのですが、なんだかよく分からない内容で、とまどってしまいました。

    2巻を読むかは、考え中。

  • (図)

  • 平清盛と藤原義清(出家して西行)の話だ。義清が鳥羽天皇の中宮であり、崇徳・後白河両天皇の母である待賢門院璋子に恋をして、またそれが原因で出家して西行となり、その後も待賢門院璋子に気を奪われつつも生きていく姿を描いている。恋物語の中に、自分とは何かを問い詰め、そこに詩歌を散りばめられながら物語は進む。

    題名となる、宿神またの名を摩多羅神とも呼ばれる、天台宗の「裏戸の神」が出てきて、ファンタジーっぽいところが入るところは、著者のお得意のところである。大河ドラマで平清盛が放映されたが、そこで”もののけ”と言われていたものが、宿神のイメージに近いものだが、著者が言いたいところの宿神とは、万物にはそもそも心というものは存在せず、その物を通して、自分の心の中が映し出され、森が話しかけてきたり、風がささやいてきたりするというものだ。唯物論的な考え方と言うことだろうか。

    私はファンタジーが少し苦手なので星2つ

    全4巻

  • 色々なこの世の物でないものも出ますが、メインは、道ならぬ恋に苦しむ人たちかな。
    先が気になります

  • 佐藤義清(西行)の伝奇物語第一巻。

    3人の友人、平清盛、遠藤盛遠(文覚)、源渡との関係を中心に平安末期を描く物語。
    女性関係では待賢門院璋子との関係がメインになるのですが、妻子持ちになる過程が端折られているようで、次巻以降にあると思われる出家の衝撃が伝わるのだろうか。
    とりあえず奇異な現象は物語のアクセント程度なので、スラスラ読めました。

  • 面白いなあ、この作者の手にかかると、あの人たちがこうなるのか!という感じと、そうだよねえ、そうなんだよねえ、という感じと。
    社会人になってすぐ、何一つ成すこともなく23歳になり、義清が西行になった歳になってしまったと、ショックを受けたことを思い出します。
    昨年の大河ドラマの演者で映像化したいような気分。璋子は特にそう思いました。
    芥川の「袈裟と盛遠」も読み直しました。
    陰陽師から150~200年ですか?この雰囲気を出せるのは、今はこの作者が随一かもしれないと思います。
    早速第2巻にかかります。

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宿神 第一巻の作品紹介

保延元年(1135)-北面の武士である佐藤義清(後の西行)と平清盛は、同い年ということもあり妙に馬が合った。2人は怪しげな呪文を唱える呪師の申と妹の鰍に出会う。凶暴な放免たちに襲われた鰍を救うため申が呪を唱えると、あれが気配をあらわしはじめ、窮地を脱する。一年後、鳥羽上皇の中宮・待賢門院璋子に出会った義清は、その美しさに目を奪われた-。人間の根源に挑む著者畢竟の大河伝奇絵巻。

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