- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022510839
作品紹介・あらすじ
【社会科学/経済】ピースの又吉直樹が経済学者たちに「経済とはなにか?」を教えてもらう、Eテレの人気番組「オイコノミア」を書籍化。ゲームや携帯電話といった身近なツールから、結婚、就職など、人生の大事まで、経済を知れば人生はもっと楽しくなる!
感想・レビュー・書評
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NHKの番組「オイコノミア」から生まれた1冊。
私は番組を見たことはないのですが、ピース又吉さんの名前に惹かれて読んでみました。
「幸福」「恋愛」「結婚」などなど、私たちに身近なテーマを経済学の視点から考えるとこうなるのか!
「経済学は難しいから近寄りがたい」…というイメージがガラガラと崩れる音が聞こえてくるようでした。
特に「現在バイアス」という言葉は覚えておきたいと思います。
現在バイアスが強い人は、将来に得られる利益や長期的な目標達成よりも、目の前にある利益を優先させてしまう傾向が強いらしい…ぎくっ。
貯金にしろ、ダイエットにしろ、現在バイアスが強いと失敗しやすいようです…心に留めておかねば。
そのほかにも、格差や少子化や保険など、社会やお金に関わることについてもわかりやすく、勉強になりました。
余談ですが、「合コンで緊張している又吉さん」という写真がツボに入ってしまい、にやり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここで扱われている経済学的行動原理と自分自身の行動原理がぜんぜん合わないことがわかった。
自分はおかしいのだろうか。
番組内のコメントだからだろうか、又吉さんのセリフにやや言わされている感がある。 -
NHK Eテレで毎週放送されている番組 「オイコノミア」から編集された本です。
番組同様、経済に関する話題が会話形式で書かれており、先生のやわらかい語り口と、又吉の絶妙な受け答えが気軽に読ませてくれます。
取り上げられているテーマは、就活・貯金・恋愛・婚活など、えっ!?こんなことまで経済学で解明できるの?
と思うような内容が、先生の理論と又吉の探究心によってひもとかれていきます。
本文中、先生が「経済学はお金もうけを考える学問ではなく、人間の意思決定のあり方を研究して、世の中が良くなるような仕組みを考える学問ですから。」
とおっしゃていました。
経済学って、実は素敵な学問なんですね。
続編が出たらまたぜひ読んでみたいです。
図書館スタッフ(東生駒):ほっこり
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帝塚山大学図書館OPAC
https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/823301 -
経済学部 上野勝男先生 推薦コメント
『NHK Eテレの若者向け経済学解説番組『オイコノミア』が書籍化されたものです。経済学部の講義で学ぶことが自分の人生とどのような形でかかわるのかざっと見ることができます。』
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPAC↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/566011 -
経済学だけでなく、人間の幸せについての根本的なところにも触れられている。他人との比較、幸せは4日しか続かない、モノを買うより海外旅行のほうが思い出が残る、等。
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面白い内容だったが、経済学?って感じ。
まあ面白かったからOK。 -
流石に経済学専攻からするとポップすぎる内容。
超短期、長期のものは直感、中期に関わる意思決定は科学的に説明しやすいなあと思った。 -
たけの書見台より​。 http://mk​bamboo.net/2014​/07/05/1835?utm​_source=rss​&utm_medium=rss​&utm_campaign=p​ost-1835
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なかなか面白かった
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テレビ番組「オイコノミア」の書籍化。各テーマに関して、20ページ弱でまとめられていて読みやすいけれど、もう少し分量を増やして深掘りしてほしかった。経済学を使うと、いろいろな身の回りのこと、身近なことを読み解くことができる。逆に言うと、読み解くための道具として作られたのが経済学なのかもしれない。経済学の取っ掛かりに読むにはとても良い本だと思う。もしまたテレビ番組の方が復活したら毎週見るつもり。