御所の花

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 29
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022510952

作品紹介・あらすじ

C0071【芸術/絵画】武蔵野の自然がそのまま残る皇居・吹上御苑の植物を、文化功労者の安野光雅画伯が描いた愛蔵版画集。1年4カ月の月日をかけ、四季おりおりの草木130点をやさしい色彩であざやかに描く。後世に遺すべき自然美の集大成。

感想・レビュー・書評

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  • 2016年5月4日 みどりの日 「吹上御苑の自然観察会」へ参加しました。

    ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/s/%E5%90%B9%E4%B8%8A%E5%BE%A1%E8%8B%91%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%A6%B3%E5%AF%9F%E4%BC%9A%E3%81%B8%E5%8F%82%E5%8A%A0 
    『吹上御苑の自然観察会へ参加 』 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」

    ずい分前に見た、安野光雅画伯の 御所の展覧会のことを思い出し、この本を見つけました。
    ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/61ffff21fb2d1e1ae7eb7339b003302f
    『2013/9/6 「安野光雅が描いた御所の花展」 』 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」

    本書は、見るほどに魅了されるステキな花たちの絵です。
    細かい写生のボタニカルアートアートとは違い、アバウトな印象の絵もありますが、
    植物のたたずまいや、風、香りまでが伝わってきそうな魅力があります。
    特に好きだったのは、バラの花、そういえば上記展覧会でもバラのクリアフォルダーを買いました。
    また手にしたい本です。

    2016/05/16  予約 5/21 借りて読み始める。6/23 ざっと 読み終わる。

    内容と著者は

    内容 :
    アカバナマンサク、ノハナショウブ、ツリフネソウ…。
    奇跡のように皇居に残る武蔵野の植物たち。
    両陛下のお住まい近くに咲く四季おりおりの花130点を、文化功労者・安野光雅画伯が描く愛蔵版画集。

    著者 :
    1926年島根県生まれ。芸術選奨文部大臣新人賞、国際アンデルセン賞をはじめ、国内外の数多くの賞を受賞。文化功労者。
    著書に「野の花と小人たち」「絵のある自伝」など。

     

  • 東京のど真ん中、御所の中は別世界!

  • 安野光雅の絵が好きだ。子どもの頃絵本として出会い、大人になってからは不思議な絵、だまし絵など、そして最近では海外や日本の風景画等細密でしかしゆったりとし、優しさにあふれた画風が心にすっと入ってくる。
    この画集は「御所の・・・」となっているが、京都御所ではなく、皇居にある「森」で描かれたものだという。大都会、東京のなかにこれだけの自然の森があることに驚かされる。またその花の多様なこと。安野光雅の素直なやさしさが絵の中から伝わってくる。

  • 安野光雅が描いた『御所の花展』 ~両陛下のお庭を彩る四季の草花~、8月28日(水)~9月9日(月)まで日本橋高島屋にて開催 - SankeiBiz
    http://www.sankeibiz.jp/business/news/130827/prl1308271608053-n1.htm

    朝日新聞出版社のPR
    「天皇・皇后両陛下の御所や宮中三殿のある皇居内の吹上御苑は、
    武蔵野の自然がそのまま残り自然愛好家には魅力つきない地区。
    文化功労者の安野光雅画伯は、
    なかなか参観しにくいこの森に1年4か月かけて通い、
    四季おりおりの植物画130枚を完成した。
    春のカタクリやツクシ、夏のアザミやオミナエシ、
    秋のキキョウやヒガンバナ、冬のサンシュユやロウバイなど、
    都会では見られなくなった四季おりおりの草木の姿が
    やさしい色彩であざやかに描かれている。 」

  • 四季折々に皇居に通って描かれた花壇の花、野の花、木の花、
    フキノトウや桑の実やススキも・・・
    四季折々の草花がたっぷりたのしめる画集。

    巻頭の「花とであったこと」にある、イタリアの花祭りでのエピソード、それに巻末の「おもいだす草や木のこと」としてまとめられた小文集が、御所の花と関係がありそうでまったくない思い出話満載でおもしろい。

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著者プロフィール

安野光雅(あんの みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。

「2023年 『文庫手帳2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安野光雅の作品

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