小説 図書館の主 塔の下のライブラリアン

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著者 : 真堂樹
制作 : 篠原 ウミハル  篠原 ウミハル 
  • 朝日新聞出版 (2014年5月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022511690

小説 図書館の主 塔の下のライブラリアンの感想・レビュー・書評

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  • 眠っている時の様に心地よい呼吸ができる場所だな。
    …と、感じる最高の瞬間がある。
    人によって
    その場所はそれぞれ異なるものの
    (もうここ以外に自分の生きる場所はない。)
    と、強く信じた者だけが
    その場所での『主』になる。

    今日も、本が大好きで
    『タイアオイ児童図書館』の扉を叩く人はたくさんやってくる。
    いつも無愛想で変なヘアスタイルをしているが、
    『主』が今日も、(あ、いるいる♪)
    カウンターにいる。
    読み聞かせをしている。
    本の整理をしている。

    その姿を見ると、不思議な安堵感がある。
    ぎっしり本棚に並んだこの本の全てを知り尽くしている
    <主>が此処を守る騎士な活躍は、
    BGMにもなっている名作の盛り上がりも相俟って、
    とても楽しかった。


       

  • 漫画の小説版という事でとても軽く読める。だけど、言葉のひとつひとつが重く司書御子柴さんの本に対する愛情がひしひしと伝わってきて本好きにはたまらない。

    もし私に小さな子供がいたらすぐに児童図書館に行ったに違いない。
    そして、御子柴さんの紹介してくれた本「三びきのやぎのがらがらどん」「ジオジオのかんむり」「ちいさなうさこちゃん」…を順番に読み聞かせてあげただろう。
    娘と一緒におはなし会にも目をキラキラさせて参加したかも。

    無愛想だけど実は優しい御子柴さん、髪型はマッシュルーム。そんな図書館の主が気になったらぜひタチアオイ児童図書館へ。

  • 3つの中編より。コミックの世界がそのままノベライズされていて、いつも楽しんでいる雰囲気で楽しむことができました。
    普段のコミックよりも、児童書や絵本の登場冊数が多く、またあらすじまで詳しく触れてるような気がします。ノベライズ作家さんの考えで、全く違和感はないのですが、このコミックの素となるタチアオイ児童図書館の成り立ちは、コミックの原作者のものを読みたかったと思います。しかも...出てくる司書さんのマナーを疑ってしまった。そして、2編目の蔵書点検を水着ではさすがにないでしょと笑ってしまいました。

  • 第1話じーんとした。
    本が大好きだから、わたしもこんな図書館が近くにあったらよかったなぁと思った。
    みんなの憩いの場になれる場所、
    笑顔とぬくもりが溢れる場所。
    藍ちゃんも将来あそこで読んでいるんだろうか。

  • 児童図書館が舞台のお話。第1話が特に好き。切なかった。原作の漫画も読んでみようかな。

  • 町はずれの小さな公園の中に、ひっそりと佇む建物。欧米風のレトロな建物は、古びてはいるが傷んでいる様子はない。
    未知なる世界への入り口『タチアオイ児童図書館』。
    篠原ウミハルの漫画を原作とした、私設図書館の偏屈司書と、ここに惹かれた人達の心暖まる物語。


    図書館とか本屋さんとかが舞台になっている本に、ついつい手が伸びてしまうんだよね。
    読んだ事がある本が出てくれば嬉しいし、知らない本に興味が湧くこともある。なにより、本好きな人に会えるのが楽しい。
    良いなあ、私設図書館。司書さんとか図書室の先生とかに憧れてた身としては、非常に羨ましいぞ。
    私も『御子柴』のように、ポンポンとお勧めの本を選び出せるだけの知識が欲しい。そんでもって、読み終わったら、どんなことでもいいから話をしたい。きっとその方が、読書感想文なんぞを書かせるよりも、本を読む楽しさを感じてもらえると思うから。
    あ、感想は、可もなく不可もなく。導入本としては丁度いいかも。

  • 原作の漫画の空気そのまま小説になった感じ。優しいお話だった。最初と最後のお話が好きだな。

  • 好きな漫画のノベライズ。物語そのものは、原作を知らなくても楽しめ、知っているとより楽しい、という方向なのだが、キャラの紹介や物語の前提の説明が、原作未読者に優しくなかったのが残念。紙数がないのかもしれないが、そこがきちんしていれば小説単体としての完成度として高まっていただろうに、と思うと惜しい。とはいえ、小説ならではの描かれかた、特に書き込まれた児童書の変遷は面白く、昔話や絵本にも色んな歴史があり今がある、と知れる。いつか有名作の読み比べをしたいと思えた。

  • 漫画のノベライズと知らず読み始めました。塔の下のライブラリアン、とさるかにさくせん、が好きでした。司書さんも色々いるとは思いますがここまで無愛想だとさすがに・・・とも思うのですが、まぁそこは漫画だし、お話だし、作中でも子供に愛されているようなのでいいのでしょう。違和感があったのは、そこそこの年齢の女性方がいちいち「ぁ、ぇ」とか小さい平仮名を使われること。作者さんの意図ではあるのでしょうか、正直気持ち悪い・・・。さらっと読めましたが、私的にはいまいち入り込めず。残念でした。

  • 原作の漫画を読んでいるような感じで、違和感なく読めた。
    むしろ、本に関する説明箇所は、文章の方が向いてるので、この形態にして良かったと思う。
    続編も出して欲しい。

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小説 図書館の主 塔の下のライブラリアンの作品紹介

【文学/日本文学小説】書店員さん絶賛の人気コミック『図書館の主』が遂に小説化!!小説を担当するのは、『四龍島シリーズ』の真堂樹。無愛想だが仕事は一流の、私設「タチアオイ児童図書館」の名物司書・ご御子柴のもとへ癒しの一冊を求める人々が訪れる……。

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