杉下右京のアリバイ

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.36
  • (7)
  • (21)
  • (48)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 200
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022511782

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】休暇でロンドンを訪れた杉下右京が、殺人事件の容疑者と間違われたことから捜査に関与する「奇術師の罠」、資産家の息子の誘拐事件を冷静に分析し、真実にたどり着く「誘拐と泥棒」の2編を収録。「相棒」オリジナル小説第4弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本作の右京さんの活躍の場は、ロンドンと香港。相変わらず相棒は日本にお留守番・あるいは相棒不在時期の事件簿のようです。

    ロンドンではマジックショーの舞台から姿を消した奇術師が、離れた場所で発生した殺人事件の容疑者になるという謎を解き明かし、

    香港では目の前で女刑事に射殺されたシリアルキラーの足跡を追っているうちに隠匿された事実を暴き出す。

    海外でも地元警察のお株を奪う、八面六臂の大活躍です。


    ………でもなぁ、やっぱり薫ちゃんとか神戸くんとかカイトくんとか冠城くんとか、とにかく勝手知ったる相棒にも出てきて欲しいよねえゴニョゴニョ。相棒出しちゃダメっていう縛りか何かあるんかな??

  • ちょっと見るだけと立ち寄った本屋で偶然見つけてしまいました。
    こんなシリーズがあるとは相棒好きですが知りませんでした。
    これは買うしかない!と思って速攻でレジへ。

    作者が『アリバイ物としては変則的ですが、ぜひお楽しみ下さい』と書いているのであまり期待はせず、杉下右京のオリジナルストーリーを楽しもうと思いました。
    1話目のロンドンのお話は楽しめましたが、2話目の香港はいらなかったかな。

    香港のヒロインがYを撃った事がほんとに正当防衛かなんだか納得がいかないし、反省してるのかな?
    刑事には向かないんじゃないかと思っちゃいました。私がこういう人好きじゃないってのもありますが。

    ロンドンだけで良かったです。

  • 1話目は犯人当て推理クイズ感がすごい。
    あれだけ壮大な感じの話にしておいて、犯人の決め手がアレなんて…。
    あと、2話目はすぐに犯人分かる。
    ビビアンは面倒くさい。

  • 題名から杉下さんが犯人扱いされるかと思いきや、それは最初だけですぐに事件を調査する側に回っていた。
    そこからは普通の相棒といった感じ。

  • 文字だと描かれなければ推理の糸口も発見できず。謎解きも降って湧いたような新事実が登場する感じでイマイチ面白くなかった。海外編にした意味もイマイチかなあ。テレビシリーズが面白いだけにかなり残念。

  • トリックの是非は評価に含まず

  • (収録作品)奇術師の罠/シリアルキラーY

  • 【あらすじ】
    休暇でロンドンを訪れた杉下右京が、殺人事件の容疑者と間違われたことから捜査に関与する「奇術師の罠」、香港の連続殺人鬼の完全犯罪を暴く「シリアルキラーY」の2編を収録。「相棒」オリジナル小説第4弾!

    【感想】
    相棒シリーズは大好きでドラマもかかさず見ているけれど、この右京さんか外国で活躍するお話はとてもおもしろくて好き!読んでいて引き込まれるし、ワクワクする。

  • シリーズ第4弾。ロンドンを舞台にした「奇術師の罠」と香港が舞台の「シリアルキラーY」の2篇。ロンドン五輪がもうじき開催されるとあるので、時は2012年夏。テレビドラマで言うと、シーズン11の直前。ロンドンから香港へ向かう場面では、笛吹悦子との出会いにも触れられていて嬉しくなる。しかし右京さん、英語に堪能なのはもちろん、中国語も解すとは流石。「丫」(ふたまた)という漢字、初めて知った。

  • 相棒スピンオフ右京さんシリーズ4作目。今回はロンドンと香港が舞台の2話。相変わらず右京さん一人でも平気じゃんと思いつつも、楽しく読めた。シリアルキラーはわかりやすかったよな…。どっちもまた行きたいなあ…。

全31件中 1 - 10件を表示

碇卯人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×