- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022511881
感想・レビュー・書評
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恋愛小説「彼女」に隠された殺人事件の謎を中心に、恋愛を巡って綴られる連作ミステリ。短編としての個々の物語も魅力的だけれど。恋愛小説家・夢宮宇多は殺人犯なのか、そして本物の恋愛小説家なのかというメインの謎に一番惹きつけられました。
恋愛小説にはいっさい興味がないのですが。「偽恋愛小説」なら読みたいなあ。「彼女」に隠されたもうひとつの謎もとっても魅力的でした。夢宮先生、どんどん書いちゃってください(笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
う〜ん…
夢センセがあまり好きじゃないかなぁ。 -
新人恋愛小説家・夢宮宇多と新人編集者・月子が、シンデレラや眠り姫などおとぎ話になぞらえながら事件の謎を解いていく連作短編。
事件の顛末はもちろんだけど、よく知ってるおとぎ話をまた違った切り口で解釈していくのも面白い。パターンとしては黒猫シリーズと同じだけど、扱ってるのがおとぎ話なので、こちらのほうがだいぶ取っ付きやすい。 -
シンデレラ、眠れる森の美女、人魚姫、美女と野獣。
有名な御伽噺に沿うように起きる殺人事件。
さらっと読めます。 -
新人編集者と新人恋愛小説家の物語。
新人恋愛小説家のデビュー作が盗作ではないかという疑惑が持ち上がり……。
黒猫シリーズのように物語の解体もありつつこちらの方が分かりやすいかな?
割りと好きでした。 -
2014/8/1〔金曜日〕
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4編の短編を通じて最後にはより大きな謎が解き明かされるというパターンのミステリなんですけど、一つ一つの短編の謎解きがちょっとアクロバティックで説得力に欠けます。