0円で空き家をもらって東京脱出!

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  • 朝日新聞出版 (2014年8月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022512079

0円で空き家をもらって東京脱出!の感想・レビュー・書評

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  • 東京で漫画家を目指し8年生活していたが、毎日襲ってくるもやもやと重圧と焦り、本当にこれでいいのかと自問自答していたところ、尾道への移住をふと友人から教えてもらい、ついに決断し、そこでの生活を描いた漫画。

    本当に尾道で生活できるのか?仕事は?暮らしていけるの?と不安はあったものの、もうとうっ協を抜けると勢いできめるのです。

    人生の決断・判断の仕方は色々とあるけど、この方は勢いでえいや!と決めた格好。
    何かを決めるというのは、最後はそういうことなのかなと思った。不安要素とか、心配事なんてどの道を選んでもどんな生き方をしても決してなくなることはないもんね。

    今自分は、お金がある=幸せ・勝ち組 とかの価値観を変えることを目指していろんな本を読み漁っている。
    自分で何かを作ること・周りの人と協力して助け合って生活することに重きを置いた生活をしている人が尾道にはたくさんいることをしった。

    最後に、「負けてみるのもいいかも。」という筆者のコメントが印象的。都会の暮らしに脱落したという負け感を持っているとの事だが、負けてみると心のつかえがとれたと話している。

    東京じゃなくても、住む場所なんていくらでもあるよ、自分の居場所が違うと感じたら他に目を向けてみたら人生が開けるかも、というメッセージで締めくくられています。

    価値観を変えるのは難しい、、、価値観を変えずに自分の心のつかえを除く方法は?それとも心のつかえを除くには価値観を変えなくては駄目?自問自答が始まります。

  • 娘とデートした帰りに書店でふと目にした『0円で空き家をもらって東京脱出』。Kindleを購入後はKindle本一辺倒だったのですが、ハード本ながら妙に気になって購入。

    ユルそうな絵のタッチに加えて、「空き家」「東京脱出」というキーワードが気になったのですが、気になった理由は『里山資本主義』や『シェルパ斎藤の八ヶ岳生活』を読んで地方生活に惹かれ始めていたから。

    主人公である漫画家夫妻が広島県尾道に引っ越しての新生活を描いたマンガ。
    広島県尾道は空き家が地域課題となっており、NPO法人尾道空き家再生プロジェクトが立ち上がり、都市部から移住された方々による空き家再生を通じて地域デザインをされているそうです。

    ベランダで缶チューハイをゴクゴクしながら読みましたが、地方生活の“楽しさ”と“大変さ”を感じた一冊でした。0円で譲り受けた空き家を自分でリノベーションしたり、地方に住むだけでなく、現地で知り合った仲間となんとなくのイケイケドンドンで卓球場などをオープンしたり。都市部での消費生活から、地方での生産生活に180度転換という楽しさに、ますます惹かれ始めました。

    一方、日常生活でコレは無理かも・・・というのが3点。

    ① ボットン便所
    尾道は坂道が多い山の手地域なので下水が整備されていないそうです...。

    ② ムカデや大きいクモの出没
    山の手地域、つまり、山の中に街をつくったため、山の生物が土の中にいるのは至極当然ですね...。

    ③ リノベーションのための土壁作業など
    古民家で暮らすためには日常から細かい部分の修理が必要となるため、最低限の大工技術が必要らしい...。


    僕は横浜出身ですが、横浜でも、①②は小さい頃は当たり前だったんですよね。小学3年生の時に新築の家になるまではボットン便所でしたし、新築後もムカデや大きいクモが出没することが度々ありましたが、今の生活ではウオシュレットは当たり前だし、ムカデを見ることはないし...。昔は当たり前だったことが、今は不自然に。昔は大丈夫だったんだから、今も大丈夫かなぁーと思いつつも、不器用な僕に③の大工技術の習得ができるのか...。

    とは言いつつも、魅力の方が大きそうで、やっぱり地方生活に惹かれる気持ちは大きくなりました。

    読み終えて気づいたのですが、最終ページに「2014年8月30日 第一刷発行」って書いてあってビックリ。発売初日に購入したんですね。コレも何かのお告げかも!?

    都市生活に少し疲れた方にオススメの一冊です!

  •  0円でというものが魅力的に見えるのならばこの方法は向かないだろう。お金と労働は等価であるはず金がなければ労働力でこれだと都会にいても大して変わらない。

     むしろ本当に空き家で困るのは都会のはずこのシステムで東京の空き家問題が解決できるのならば良いのだけれども・・・

  • 尾道にある空き家を0円でゲットして移住した漫画家のコミックエッセイです。著者は尾道とは縁もゆかりもなかったのにいきなりの移住!いろいろと大変なことも多そうだけど、楽しそうで、何よりも尾道っていいところなんだなと再認識させられました。

  • 漫画ならではの読みやすさと、移住に興味を持っていることもあり一気読みしました。
    作者がもらった空き家は広島県尾道市の山手地区。そこそこ有名にもかかわらず空き家が500件もあるとのこと。
    ここに限らず、過疎化が進むのはそれなりの理由があって、このエリアは、法的に建て替え不可物件ばかりであること、それから結構大きな要素だと思ったのは下水道工事ができないためにトイレがボットン式ということ。あとは、作者は腰が弱点のようで、この本では3度の寝たきりがある。毎日坂道を昇り降りするのは、元々腰痛がなくてもお年寄りには厳しいでしょう。
    いわゆる田舎暮らしとはちょっと違うし、お年寄りが多いような描写もありません。物件探しで歩き回り、近所に聞き込みなんて、ここではOKかもしれませんが他所では基本的にNGですし。尾道に移住したい人以外はあまり参考にならないと思うので、おもしろかったけど星は少なめ。

  • 都会に住むことに疲れて、手に取った一冊。

    空き家再生事業が特に目立っている広島県尾道市に移住した著者の、自身の生活を築くまでと、夢と妄想を実在のものにクリエイトしていく過程が描かれている。

    楽しいことも辛いことも含めて、「やりたいことを実践してみよう」というメッセージが存分に込められていたと感じる。

    金銭的ではなく、心身で得られる「豊かさ」の魅力をうまく伝えられているのではと思います。

  • ただアパート代を払い続けて漫然と年月を過ごすことに空しさを感じ、地方での空き家再生プロジェクトに参加した著者。
    アパート生活をしていたら絶対しなかったであろう卓球場作りやゲストハウス作り、それをもともとの職業である(マイナーな)漫画家と両立しているのを見ると、東京で生活するということは無駄な消耗をするということなのかもしれないと思います。
    しかしなにしろ「心がだだっ広い」妻の存在が気になります。この移住の顛末について、妻の側から書いてくれたら絶対読むのですが・・・。

  •  ガラスの腰を持つ漫画家が尾道に移住して……というお話なんだが、何もかもがキラキラしている。眩しすぎて死にそう。
     頭の中で悩むより動いたほうが幸せなんだなぁと感じた。
     尾道には良い風が吹いていそうである。
     壁とか塗りたくなる。

  • 予約済み:品川区図書館

  • なんとなくスローライフとか憧れてる人に読んでほしい。
    実際に東京から尾道に移住した著者の体験記。地方移住の良さも大変さも書かれてる。虫に家の改修に町の人とのかかわりに「すごいな~私は無理だわ」と感じながら読めた。でもこれでもまだきれいごとの範囲内なんだろうな、たぶん。生活感あふれててよかった。

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0円で空き家をもらって東京脱出!の作品紹介

【社会科学/社会】「過疎の地域へ飛び込む若者が増えている」(『里山資本主義』より)を地で行く30代漫画家が、尾道での移住生活をリアルに描いたコミックエッセイ。今も年収は相変わらず200万円以下。でも東京時代より人間関係も生活もずっと豊か!

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