いじめの時間

  • 朝日新聞出版
3.19
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本棚登録 : 171
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022571496

作品紹介・あらすじ

思春期のこころの深い層をのぞく画期的小説作品集。

感想・レビュー・書評

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  • いじめといっても捉え方や感じ方は人それぞれで、どの作品も個性が出てた。なんとなく気持ちがわかると思うものもあれば、何を言いたいのか‥わたしにはすんなり理解できないものもあった。
    「亀をいじめる」は特に気分が悪くなる感じ。

  • 2015 2/14

  • 図書館にて借りました。

    いじめって今は本当に色々なものがある。
    ネット荒らしや、プロフいじめ、古風ないけずもそう。
    特にネットが普及してからは犯罪と呼んでもいい。

    よく苛められるほうにも問題がある、と云うけど少しだけ実は解る。
    でも、絶対に苛めるほうが駄目だ。

  • 角田さんのはさすがどろどろしてました。
    あとのは、ぴんとこなかったなあ。

  • タイトル通り、いじめに関してのオムニバス。いじめる側、いじめられる側、人間、動物…面白かった、でも激しく鬱になった…

    あの独特の雰囲気 教室の温度 机の硬さ 小さな悪意

    読まない方がいいような気もします
    知らない人は知らないままでいい あの温度は…

  • 読後にカタルシスがない。こんな短編に一切共感できないことが、逆に、私は凄く幸せに守られて生きているんだと思った。
    「空のクロール」「リターン・マッチ」「かかしの旅」の三作が面白かった。
    残りは、取り敢えず18歳現在、理解不可能。

  • 陰鬱と不快。2/3でドロップアウト。

  • 気分が悪くなる悪くならないにかかわらず読んでしまう。

  • いじめと一言で言っても、いろいろあるのだ。

  • 色々な作家さんの短編集。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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