オレンジ・アンド・タール

著者 :
  • 朝日新聞出版
2.78
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本棚登録 : 187
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022574923

感想・レビュー・書評

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  • 青春とか若さの匂いがする小説でした。途中で挫折。

  • 少年。血。灰。夕暮れ。コンクリート。海。道路。少年。
    完璧。理想的な少年。美しすぎて死ぬ、少年はいつか死ぬもんだ。悲しい。
    青春は紅い。ただただただただ紅い。

  • 10代の青年達の悩みと葛藤。それを忘れる為、夢中になったものがスケートボード。スケートボードの描写が良いクッションになっている。登場人物がほぼ厨二病臭いが「青春」を感じやすい。

  • 2015/7/20読了

  • 自閉、妄想、刺傷。
    友人の自殺をきっかけに、高校生たちのリアリティが歪みはじめる。
    追いつめられた彼らは、限られた生の現実に何を見たのか-。

    アメトークの読書芸人でオードリーの若林がお勧めって言ってたので、読んでみた。w
    おもしろかった!

  • オードリー若林さんのオススメ。
    あまり入り込めなかった、高校生の話であるが、感情移入できないのは自分の高校生活とかけ離れていあるためか。こんな尖った思春期ってあまり経験しなかったけど、一般的なのかしら?
    自分、現実、友達、女、スケボー、命、どれも確かなようでいて本当に確かなものなんてなに一つないという哲学と向き合う青春。
    文体は事細かな描写がない、抽象的な読者に想像させるスタイルで好みだったが、若者故の?言い回しが最後まで耳に頭に馴染まなかった。

  • 自意識過剰な甘ったれたガキのたわごとを綴っているだけとしか思えない。
    グダグダ周りに文句をつけ、それを「オレ、カコイイ」て自己陶酔してる感じが嫌い。

  • わからない¨。
    私の感覚には遠いところにあって、私にはなじめない世界なのだと思う。

  • (1998.12.19読了)(新聞連載)
    (「MARC」データベースより)amazon
    自閉、妄想、刺傷。友人の自殺をきっかけに、高校生たちのリアリティが歪みはじめる。追いつめられた彼らは、限られた生の現実に何を見たのか-。『朝日新聞』に掲載された連載小説の単行本化。「シルバー・ビーンズ」も併録。

  • ダ・ヴィンチ推奨本。
    青臭い日々とそれを捨てきれない若い男の話。男心は単純で複雑で難しい。分かり合えない。

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著者プロフィール

1959年新潟生まれ
書評紙編集者を経て93年「ゾーンを左に曲がれ」で作家デビュー。98年「ブエノスアイレス午前零時」で119回芥川賞受賞。著書『サイゴン・ピックアップ』『オレンジ・アンド・タール』『箱崎ジャンクション』『雨月』『さだめ』『幻夢』『心中抄』『キルリアン』『波羅蜜』『武曲』『武蔵無常』『サラバンド・サラバンダ』小説以外に『安吾のことば』など

「2020年 『言葉である。人間である。 読書術極意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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