サンダカンまで―わたしの生きた道

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著者 : 山崎朋子
  • 朝日新聞社 (2001年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022576781

サンダカンまで―わたしの生きた道の感想・レビュー・書評

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  • 山あり谷ありのおもしろい人生

  • 小さい頃、母が「サンダカン八番館」や「からゆきさん」など彼女の著作をよく読んでいて、名前はずっと知っていたのだが、手に取ることがないまま今に至っていた。
    結婚前にこの本を読んでいたら、人生違っていたのだろうなあ、などと自分の選択の甘さを考えてしまう1冊でもありました。
    この夏は「からゆきさん」から、彼女の作品を読んでみたいと思っている。

  • 知らない方に簡単に説明しますと、彼女は30年位前に「からゆきさん三部作」と呼ばれる‘サンダカン八番娼館’等を書いた女性史の研究家なのです。

    山崎氏のポリシーで一番すごいなぁと思ったのは「今までの女性史はトップの人たちばかりに焦点を当てていた。私は底辺の女性達に焦点をあてたい」という事なのです。

    確かに伝記と言えば「いい所に産まれていい教育をうけさせてもらってみんなから尊敬される職についた人」だけなんですよね。

    だけど本当は男女問わずそういう底辺で生き延びた人が支えて、ここまで日本が大きくなったんだと思うのですよ。

    海外にまで行って売春をしていた人、劣悪な環境の炭坑で働いていた人、鉄道の線路を作った人・・・・。

    こうやってのんびり過ごせるのも彼等のおかげです。

    一番新しい本「サンダカンまで」は初めての自叙伝なのですが、本当に読みごたえがあって「だからこういう本を書き続けているんだな」というのが分かる1冊です。

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