終りなき始まり 上

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022577634

感想・レビュー・書評

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  • 多分、人生のうちで人が自分は輝いていると思える時間はほんの一瞬で、おそらくその時期を逃せば二度とスポットライトは当たらない。でも、スポットライトが当たっている時間、その事に人はえらく無自覚なのではないだろうか、と思った。

  • これはきっと自伝に近いものだと思う。タクシードライバーをしながら<物書き>をし、妻からはなじられる生活。冷え切っている関係である妻とは別に、これまた熱い情熱のカタマリの持ち主淳花との恋愛。私としては、妻の方の話も読みたいものだが。。。
    たくさんの在日の方々が出てくる。生活に終われ、勤務中に命を落としてしまう金斗命。労災などあるわけもなく、とても心が痛む。
    さて、これから下巻へ。
    久々の長編に期待。

著者プロフィール

1936年生まれ。『血と骨』『夜を賭けて』など作品多数。

「2020年 『魂の痕(きずあと)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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