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- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022577634
感想・レビュー・書評
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多分、人生のうちで人が自分は輝いていると思える時間はほんの一瞬で、おそらくその時期を逃せば二度とスポットライトは当たらない。でも、スポットライトが当たっている時間、その事に人はえらく無自覚なのではないだろうか、と思った。
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これはきっと自伝に近いものだと思う。タクシードライバーをしながら<物書き>をし、妻からはなじられる生活。冷え切っている関係である妻とは別に、これまた熱い情熱のカタマリの持ち主淳花との恋愛。私としては、妻の方の話も読みたいものだが。。。
たくさんの在日の方々が出てくる。生活に終われ、勤務中に命を落としてしまう金斗命。労災などあるわけもなく、とても心が痛む。
さて、これから下巻へ。
久々の長編に期待。