いつか記憶からこぼれおちるとしても

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著者 : 江國香織
  • 朝日新聞社 (2002年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022578020

いつか記憶からこぼれおちるとしてもの感想・レビュー・書評

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  • 女子校に通う女の子達の話。
    アタシも女子校やったけど、こんなんやったかなぁ?
    よく覚えてないや、、、(笑)
    でも、この年齢の女の子の危うさとか考え方とか凄くリアルな感じ。

  • 好きだな、江國香織。久々の江國香織。
    幸せで寂しい。孤独で達観している。
    いつか、記憶からこぼれ落ちてしまうけれど、密やかで貴い思い出の数々は、二度と帰らないからこそ美しいのでしょうね。

  • タイトルほどには内容は琴線に触れなかった。
    けど、江國さんの書くミルクティーはいつも本当においしそう。

  • 6編に分かれた短編集であるが、登場人物は繋がっている女子高生6人の物語。未解決で終わる何とも言い難い内容である。「テイスト オブ パラダイス」だけは、ホッと安心でき好きだ。

  • 読んでいて短編集を間違えて買ってしまったのかと思ったら、連作になっていた。高校生のクラスにいる女の子たちが1人ずつ各章で出てくる。

    登場するテレビ番組や話題が自分の高校生活を思い出させた。同じ制服を着て同じクラスにいても、それぞれの生まれた環境や家族構成ももちろんバラバラで、悩み感じていることもそれぞれ異なる。もちろん彼女たちの幸せな部分も描かれている事もあったが、どちらかというと思春期独特の闇の部分を見たような気がする。

    各章ごとの繋がりはあまりなく、短編集を読んでいるのに近いと思った。最後の章は読んでいてあまり気持ちのいいものではなかった。最後の二章で少し読んでいた気分の高揚が少し下がったので星3つ。

  • 今この瞬間の私にとっては日常の些細なことも大切で、むしろそれが日常を占めていると言っても過言ではない。けれど、今を抜ければきっといつか記憶からこぼれ落ちてしまうだろう。大切だけれど、そんなに大切ではない、制服を着た私たちの日常。何か特別な事が起きる訳でもなく、静かに始まり、終えていく一日たち。その切なさが、読んでいる時よりも、読後にじわじわとわいてきました。いつか記憶からこぼれ落ちるとしても、だからと言ってこの日常が不要というわけじゃないんだよな。

  • こぼれおちてしまうからこそ。

  • 2014.06.25

  • 最後の話の必要性を全く感じないです…。緑の猫(2話目の話)は読み終わった時もぞもぞしました。でも心に響いた。
    テイストオブパラダイス?でしたっけ、柚ちゃんが付き合うのは…
    あの話を読んで、何の用事もなくったって、連絡すればすぐ会える、会いたいから会う、ただそれだけの仲というのは友達には無いだろうなあと感じた。いいなあ、それは。ちょっと羨ましい。
    個人的に思ったことは、「終点のあの子」に似てるなあということ。
    (終点のあの子が似てるんでしょうね…)
    クラスの一人一人の心の中を覗ける。この本を読めばあのクラスの誰にだってなれる。そんな所が魅力だと思いました。

  • 高校生の女の子たちの話。
    電車の中で見知らぬ女性に「ちかん」された菊子、仲良しのママに内緒でボーイフレンドをつくる柚、腹が立った相手に日記の中で毒薬の飴を進呈する可奈など。

    タイトル通りいつか忘れてしまうような些細なことだけど、その瞬間はピリッと痛んだりぼんやり嬉しく思うような感情が描かれている。
    十代の女の子の清潔で残酷なかんじ。

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いつか記憶からこぼれおちるとしてもの作品紹介

吉田くんとのデートで買ったチョコレートバーの味、熱帯雨林にすむ緑の猫への憧れ、年上の女の細くて冷たい指の感触…。17歳の気持ちを、あなたはまだおぼえていますか?10人の女子高校生がおりなす、残酷でせつない、とても可憐な6つの物語。

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