いつか記憶からこぼれおちるとしても

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.31
  • (70)
  • (141)
  • (530)
  • (29)
  • (5)
本棚登録 : 1308
感想 : 186
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022578020

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 長いよ、タイトル。よく判らないよ、内容。書評的に言ってみると「少女達の密やかな悪」みたいなコンセプト?でも、だからそれが何なんだ。

  • 女子高の、生徒たちのお話。つながってる。でも、人への関心の持ち方が人によって違うもの。

  • あるお嬢様女子校に通うクラスの女の子達を主人公にした、連作短編集。
    私はこの中で特に、「テイスト オブ パラダイス」が大好きです。

    主人公は「いい子で、顔もかわいい」高2の女の子、柚ちゃん。
    彼女が友達の彼氏に「友達紹介したいんだけど」といわれたところから物語は始まります。
    最初はなんとも思ってなかったけど、だんだん彼との距離が縮まっていく描写とか、すごくリアル。
    江國香織はどうしてこんなに女の子のリアルな会話とか感情を描くのが上手いんだろう。

    ラストで、柚ちゃんの幸せな未来が見えたようでちょっと嬉しくなります。
    何度も読みたくなる可愛い恋愛小説。


  • 最後のふたつが違うような・・・書き下ろしなのですね。入れなくてよかったような・・・。

  • 女子高生を主人公に描いた作品。
    登場人物があちこちリンクしているのがおもしろかった。

  • これを購入したのは五年ほど前で、
    そのときは
    「意味のない文体の羅列」と思って
    たんですが、今読み返すと非常に
    解ります。自分の書く文体と似てて、
    知らずのうちに影響されていたんだなぁ、と
    思いました。江國恐るべしです。


  • 高校時代のたわいないこと。
    忘れたくなくて
    この本を買った。

  • 「指」

  • 女子高生の日常を描いた短編集
    痛くて、すき。
    登場人物がつながってるのがおもしろい

  • 人間観察はキライじゃないけど、如何せん想像力が乏しいため、相手の奥深くまでは入り込めない。

    でも、やっぱり江國さんはさらっと書いてしまうなぁ。


    江國作品を読むと、自分がとっても誠実に思える。
    まぁ、生真面目・・・お堅いだけだけども。

全186件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江國香織の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×