弘海 -息子が海に還る朝

著者 :
  • 朝日新聞社
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022579904

感想・レビュー・書評

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  • 素敵なお話だったな、という印象。

    家族のあったかさとか愛情とか。

    心にぐっと来ました。

    親は子供に助けられることも多いんだなと、実感。

  • この方のお話は、設定がファンタジーというかSF的部分があるというか、非リアルな部分がふんだんに織り込まれるのだが、それを不思議と違和感なく読めるのが魅力。
    そんなこともあるのだな〜とか、そういう病気あるんだ〜っと、どこか遠いところで起ってる実際のこと、というように受け止められるのは、登場人物達の感情表現の書き方が上手だからなのか。
    彼らの想いが手に取るように伝わってくるのがいい。

    こちらもそんな一冊だった。人間だけど人間じゃなくなるの?とかそんな疑問は置いておいて、家族の愛、想い、がすっと心に入ってくる、優しい、そんなお話。

  • そうきたか。てっきり息子を亡くした家族の話だとばかり思っていた。思いがけずSF的な内容だったけれど、なかなか楽しめた。脇腹の傷はなんの意味だったんだろう?エラってことかな。

  • 素敵なお話でした。何度か、泣きそうになりました。出てくる人たちがみんないい人で。

  • 家族の話。面白かった。ドキドキして読めた。優しさもある。SFっぽい。

  • 家族愛のあったかさに泣ける本。

  • ブッククロッシング中(BCID966-6441967)

  • 10シリーズ

  • これねぇ、まだ1回しか読んでないからか…イマイチ。再読します!

    「弘海は水の子だ。雫の中から生まれ、いままた水の世界に還ろうとしている。」

  • 市川さんが珍しく家族愛を綴った物語。独特の設定が楽しめましたが、淡々と物語が進むのが少し面白味がなかったかなぁ。でも最後のシーンはじーんと来ます。

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。獨協大学卒業。'97年からインターネット上で小説を発表。2002年1月、「Separation」で出版デビュー、いきなり同作がTVドラマ化される。次作「いま、会いにゆきます」は映画化され、100万部を超えるベストセラーに。他の著書に「恋愛寫眞――もうひとつの物語」「そのときは彼によろしく」「弘海――息子が海に還る朝」「世界中が雨だったら」がある。

「2009年 『きみはぼくの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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