1912年、北海道に生まれる。<br>1932年、女子美術専門学校卒業。<br>1945年8月、原爆投下直後、丸木位里の故郷広島に入る。<br>1950年より、丸木位里との共同制作「原爆の図」を発表。本来の油彩画を制作する一方で、「水俣の図」「南京大虐殺の図」沖縄戦の図」「アウシュビッツ」など丸木位里との共同制作の数々を通して、いのちと平和の大切さを訴えつづけた。絵本に『12の月のおくりもの』『水俣海のこえ』『沖縄島のこえ』など多数、また著書に『幽霊』『女絵かきの誕生』他がある。<br>1952年の国際平和文化賞をはじめ、数々の賞を受賞。<br>1995年、夫・丸木位里とともにノーベル平和賞候補となる。<br>2000年、死去。享年88歳。
「2003年 『いのちの四季』 で使われていた紹介文から引用しています。」