古典を楽しむ―私の日本文学 (朝日選書)

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  • 朝日新聞社 (1990年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022594938

古典を楽しむ―私の日本文学 (朝日選書)の感想・レビュー・書評

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  • 面白くて読みやすい。
    日本の古典文学に対する愛情が感じられて気持ちがよい。

    芭蕉の俳句と、音の関係や、
    能の文学性など、
    能と芭蕉の魅力を教えてもらった気がします。

    最初の源氏物語の話がとても面白かった。
    源氏物語は、ご存知のように、光源氏が様々な女性と恋をするわけですが、一人ひとりに対して態度を変えられる光源氏を恋を芸術に昇華したという考え方がすてきだった。

    さらに、日記文学というジャンルがかなり特殊なものだという指摘にも驚いた。
    確かに、徒然草や枕草子、さらに日記と付くような作品は数多くあるけれど、海外の文学にそのようなものはほとんどない。

    多言語の文学作品と比較すると、日本的ってどういうことなのか考えるきっかけになりますね。

  • 1988年の講演が中心であるが、その内容は今にしてなお新鮮(たんに私の勉強不足ゆえかもしれない)。平安時代末から鎌倉初期の小説がすべて『源氏物語』の真似ものである、とはよく言われるが、それに対する著者の意見(影響を受けるのは仕方ない、しかし源氏物語とは異なるところもたくさんある、etc)は一読の価値あり。

  • 80年代の10年にわたる公園の中から8講演をまとめた本

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