正体: オサマ・ビンラディンの半生と聖戦 (朝日選書 691)

著者 : 保坂修司

• 朝日新聞出版 (2001年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

聖戦前夜、彼はここまで語っていた!これまで伝えきれなかった発言の数々を紹介。見落とされていたテロリストの実像と、今回の戦争の本質に鋭く斬りこむ。

感想・レビュー・書評

[薔薇★魑魅魍魎さんの感想 · 2011年5月5日]

愚かなりオバマ大統領、そして愚かなり米国民！

[オギノ通りさんの感想 · 2006年10月4日]

★アラブ入門書としても役立つ★いまさらながら、９・１１直後にかかれたオサマ・ビンラディンものを読んだ。あれから５年経っても内容は色あせない。イスラムの考え方から現実の町の様子、オサマの歴史まで目配りが効いており、著者は完全ではないとしているが読みやすい。米国に接する機会のあるエリートほど鏡のように反射して極端なイスラム主義に走ると分析。貧困がテロの根本ではないというのはどうしようもない先行きを暗示するようだ。