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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022598547
作品紹介・あらすじ
四季に恵まれ、植物の種類も多く、古くからその自然観が培われてきた日本。1200年をさかのぼる『万葉集』に160種余りの植物が歌われ、天皇をはじめ上流階級から名もなき庶民にいたるまで、植物とのふれあいが近代以前に広く記録された例は世界的にも類をみない。その伝統が現代の社会まで幅広く受け継がれる一方、世界中から数多くの植物がつぎつぎにもたらされ続けている。こうした植物たちを1月から12月まで順に並べて植物の「こよみ」をかたちづくりながら、古典文献の記述から名前の由来、最新の利用法まで植物とその文化を幅広く紹介する。
感想・レビュー・書評
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様々な植物についてのコラム集。
万葉の頃の話から名前の由来、染色体数の違い等々…易しい話から専門的な話まで色々と書かれていました。
専門的な話は分かりませんでしたが読んでいて勉強になりました。
アヤメとショウブとカキツバタの見分け方は参考になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
12月の季節の植物をとりあげた、短いコラム集。知っているようでしならい植物について、いろいろと知ることが出来ます。もともと新聞連載だったらしく、文章も簡潔で分かり易いです。ヒイラギが女性の象徴でヤドリギが男性の象徴だったとは、知りませんでした。
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「花おりおり」の著者が著した植物に関する興味深い話。雑学の知識を深めたい人には最適。
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