映画のなかのアメリカ (朝日選書)

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著者 : 藤原帰一
  • 朝日新聞社 (2006年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022598950

映画のなかのアメリカ (朝日選書)の感想・レビュー・書評

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  • 映像制作演習の赤城先生より寄贈いただいた図書です。
    閲覧用PCの側にコーナーがあります。

  • 映画を通してアメリカを見てみるという観点は面白いけど、映画好きの側面が強烈に出ていてアメリカ云々というよりは映画の評論書になっている。
    ディズニーの見方やスターウォーズ嫌い等、苦笑を禁じ得ない記述もあり読み応えはそれなりにあるが、何かが残るような本ではない。
    筆者が藤原帰一でなければまず読まなかったであろう。

  • 若干取り留めのない感じもしたけど、面白い映画・アメリカ社会入門だと思う。

  • アメリカにおける戦争・人種・大統領・宗教事情などを、関連する映画作品の紹介を交えて解説する。

    国際政治というよりは映画の紹介本の色彩が濃い。しかし、我々に身近な映画(とはいえ結構マニアック)が題材にされていることもあり、専門的な学術書よりは幾分飲み込みやすかった。個人的にはディズニーの記述が気になった。字幕版を見直したくなる。

    本書で紹介された映画めぐりをすることに決めたのだが、果たしてTSUTAYA・ゲオに置いてあるだろうか・・・。

  • 素朴な疑問にも答えてくれた

     著者が国際的な政治学者で、映画を通してアメリカの社会情勢や政治のシステムを解く、という、ちょっと目新しい切り口から書いている映画本だ。

     全体的には、決してぶっちゃけた調子というわけではなくて、やはり「学者さんの文章だなぁ」という固さを保持している。あまり気軽にぱらぱらやる読み物という雰囲気でもないのに、失礼にも愉しくめくってしまったのは、あからさまに『スター・ウォーズ』の存在を避けるなど、ところどころでの率直なものの書き方に好感が持てたからだ。そこで人をむっとさせないのは、知徳のなせる業かしら?

     本書で扱われている、政治、宗教、戦争、人種、といった社会的なテーマは、素人の眼からすれば、実に重苦しい問題である。語る側にしても、冗談をはさみにくく、通常、堅苦しい論調にならざるを得ない部分だろう。重苦しいし堅苦しいものを「論じるよ」と言われたら、後足で土を蹴る勢いで逃げ出したくなる。
     ところが、エンターテイメントのフィルタをかけることによって、直視に耐えられることがあるのだ。本書には、いつもはスルーしてしまっている物事を、映画と一緒に随分捉え直させてもらった。と言っても、恥ずかしいほど素朴な疑問ばかりなのだが。

     一例を挙げれば、アメリカにおける時代劇であるところの西部劇は、あらたに作られることはないのか、また、いつ頃から姿を消したのか、以前から気にしていた。差別が糾弾される今の時代に、西部劇は問題が多すぎるのだろう、というのが素人考えで、強ち間違いとも言い切れないけれども、答えは別にも求められる。西部劇を貫く男の美学は破壊され、今のアメリカにはもう残っていないという。

    「あれほど批判されていたブッシュが、なぜ大統領になったのか?」「ディズニー映画がなんで遊園地になっちゃうかな?」など、アメリカに関する様々に些末な疑問にも、ふしぎに納得行く答えをくれる本だった。

  • アメリカの社会が何を感じ、どう反応してきたのかを、映画を通して読み取ろうとする試み。1940年代から70年代までの作品を中心にトーキーから最新作まで200本を越える映画から見えてくるアメリカ社会の多面的な姿。

  • 08029

  • 某番組出てるの見て、印象良かったんで買ってみたやつ
    読みやすい読みやすい

  • 一度図書館から借りてきて読んだのに、それを忘れてまた借りてしまいました。何が書いてあったのかもう一度読んでみよ。

  • 多角的に見たいなら読んだらいいなぁ。

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映画のなかのアメリカ (朝日選書)の作品紹介

「普通の人がどう考えて生きているのかをつかまえない政治分析は、狭く、痩せてしまう」と考える、現代日本有数の国際政治学者は、映画を論じることによって、アメリカ社会・アメリカ政治の実態に迫ろうとする。たしかに、「映画を手がかりとして、『政治家の世界』よりも視野を広げ、その社会の共通了解と時代精神の変容を理解する」のは、「アメリカのように映画の持つ意味が際だって大きい社会を考えるときには有効な方法だろう」ことは間違いない。題材としてとりあげるのは、『國民の創生』から『ミリオンダラー・ベイビー』まで、古今のアメリカ映画。社会科学者として、そして大の映画好きとして、自在に映画作品を語る著者は、アメリカ社会の過去と現在をわかりやすく提示する。

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