植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ (朝日選書 821)

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  • 朝日新聞社 (2007年5月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022599216

植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ (朝日選書 821)の感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!

    研究者の人が、どんなことにワクワクして取り掛かっているのかを生き生きと書いてくれている気がして、読んでいて自分までワクワクした。
    植物を強く意識して見たことがなかったので、新しい視点を知れて、世界が広がった気がする。

  • 201512

  • 最先端の植物学の話が、実に平易に書かれている。
    中には平易すぎて「もうちょいつっこんで説明してほしいなあ」と思うところとかあるのだけれど、全体として「広く浅く」植物を学ぶにはもってこいの本。

    ちょっと画期的だと思ったのは、あとがきで、文章自体はライターが書いたことを、そのライターの名前入りで述べていること。つまりゴーストライターがいる本なのだ。
    と、「ゴーストライター」というとなんかネガティブな印象なのだけど、そんなことはない。少なくとも今回については、著者である研究者の名声を少しも損なうものではないはずだ。
    研究者は最新の知見を述べ、取材したライターはそれを噛み砕いて表現する。どちらも同じくらい尊い仕事だと僕は思うし、たぶんほとんどの人もそう思っている。

    そもそも出版の目的が「広く自分たちの研究成果を伝えたい」なのだから、やはり文章のプロであるライターが書く方が絶対にいいと思うんだよね。
    ライターのモチベーション維持のためにも、せめてあとがきにこういう記述を入れておくことは、とても有用なことなんじゃないかな。
    ま、できれば著者を連名にするのがいちばんいいのだろうけれど。

  • 第一線で活躍している研究社の方々が各章を分担しているので、
    最先端の研究の内容も面白いが、実際に研究者がどの様な
    経緯/考え方で日々、研究に取り組んでいるのかも分かり面白い。

    特に、花を咲かせたり、受精のメカニズムの仕組みについては、
    研究を行ううえでの苦労やそれを解決するための発想方法が
    書かれていて、臨場感にあふれている。

    今後、この様な本がもっと出版されてもいいのではないかと感じた。

  • やや難しい部分もあるが、基本的には植物学を専門としない人にもわかりやすいように説明してある。
    何人かの教授が自分の研究について書いているのだが、面白そうな研究が多かった。

  • なかなか分かりやすく書かれた本で、専門じゃない人にも読みやすいのではないかと思います。

  • 出版は一年前なので最先端の情報ではないけれど、植物とはいったい何だろうという疑問には十分にこたえてくれた。
    専門的な用語や概念が多いけれど、とても分かりやすい説明で大変良い。
    また発見した研究者やチームの名前をきちんと記しているので、より詳しい情報を得たい場合に検索の路を見つけやすい。

  • (資料用)

  • 植物は、動物と異なり、「動けない」。しかし、それは「動かない」生き方を選んで成功したというのがこの書の説明。たとえば、環境を変えるのではなく環境に合わせて体の大きさや形を変えるなど、動かない植物の合理的な生存戦略を紹介する。ひょっとして、今後の人生を考える上で大切なことが書かれているかもしれない。

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植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ (朝日選書 821)の作品紹介

注意深く見渡すと、私たちの身のまわりには、じつにたくさんの種類の植物がある。でも、私たちはどうしても、動物のほうに気をとられがちだ。植物が動物といちばん違うのは、動けないこと。でも、動けない植物は、動ける動物以上に、この地球上で繁栄している。植物はじつは、「動けない」のではなく、「動かない」生き方で成功したのだ。環境を変えるのではなく、環境に合わせて体の大きさや形を変えること、枝が折れたり葉がとれたりしても簡単に再生できること…。「動かない」植物の合理的な生存戦略を紹介する。

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