龍馬が見た長崎 古写真が語る幕末開港 (朝日選書 862)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022599629

作品紹介・あらすじ

西洋・東洋とつながっていた幕末の長崎は、横浜と違い、すでに成熟した、文明最先端の街だった。江戸時代の面影と、幕末に流入した欧風文化が交錯する長崎。海に向けて大砲を据え要塞化したグラバー邸、原爆投下目標となった三菱造船所、幕藩体制の崩壊を生き抜いた大名一家、外国人居留地に暮らし遠い祖国の女王在位60年を祝う外国人、華やかな芸子衆たち-。約7000点の国内最大級を誇る長崎大学・古写真コレクションのうち、高精細な彩色写真など80点超が写し撮っているのは、坂本龍馬が見たであろう幕末長崎の風物や景色だ。写真のディテールに注目すると見えてくるのは、武士の心、人々の夢や信仰、長崎の試練の歴史かもしれない。

感想・レビュー・書評

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  • 長崎の古写真資料集。今との比較があってよい。

  • ★★★★☆
    龍馬のころの長崎を、古写真を通して見ていく。
    お侍さんがコウモリ傘を持っていたり、サムライコスプレを楽しむ外人さんがいたり、長崎ならではの光景も。
    オリエンタルな異国情緒あふれる街並みもある。
    (まっきー)

  • 2010.2

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著者プロフィール

一九四七年生まれ 博士(経済学)。九州大学経済学部助手、長崎大学教養部講師・助教授・教授・附属図書館長を経て、現在、長崎大学名誉教授、大学院水産・環境科学総合研究科(環境)客員教授、附属図書館古写真資料室員。ケンブリッジ大学クレアーホール終身メンバー。
主な著書
『J・A・ホブスン 人間福祉の経済学』(昭和堂)
『マルサス ミル マーシャル:人間と富との経済思想』(共著、昭和堂)
『地域環境政策』(共著、ミネルヴァ書房)
『海外情報と九州』(編著、九州大学出版会)
『龍馬が見た長崎――古写真が語る幕末開港』(朝日新聞出版)
『Reflecting Truth』(共著、Sainsbury Institute and Hotei Publishing)

「2014年 『古写真に見る幕末明治の長崎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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