氷点 下 (朝日文庫 み 1-2)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 170
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022601520

感想・レビュー・書評

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  • 2022.1.22

  • 妬み、嫉み、嫉妬、復讐、信念、人間の本質が描かれていた。
    続編があるようなので、いつの日か。

  • マジか!なんだこりゃ!こういう結末か!これ、新聞連載だったと聞いていたけど、当時の読者はどんな感想だったんだろ?ちょっと衝撃的だったな。…え?続編があるの???

  • 人は多かれ少なかれ間違いをおかす。
    また、思い込みによって生きている。

    欲を言えば、陽子が犯罪者の娘であるという設定のままで、登場人物が「汝の敵を愛せよ」という言葉を受け入れながら、どう葛藤するのかという展開を見たかった。

  • 映像化された作品ということだけ知っていたが、
    ストーリーについては知らず読んでみた。
    継母の夏枝の自己陶酔がシンデレラを思わせる。

  • いや、引き取らないだろ、とか、陽子の幼少期、こんな子供いないだろ、というのは野暮ですかね。
    と思いつつ読みきったのに、ここで終わるんかーい!
    続編ありきなんですね。。どうしようかな

  • クリスチャン作家ならではの重く深いテーマも入っているのでしょうが、私にとっては美しく成長した娘に嫉妬する母の物語として読み取れました。
    殺人犯の娘でなくとも、もらい子でなくとも、血が繋がっていても娘に嫉妬する母親はいつの時代にも存在するものです……。

  • 人生の成り行きに唖然とする思い。
    罪深いとはどういう事か考える。

  • 後半は子世代スポット。いい感じにドロドロ。いい意味で綺麗すぎない。ラストは読む側に委ねられる感じ。後半、啓造の影が薄くなりがちだったのが個人的に残念…。

  • 旭川、会津若松などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

「2023年 『横書き・総ルビ 氷点(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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