街道をゆく 7 (朝日文庫 し 1-8)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022601773

感想・レビュー・書評

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  •  国家とは宗教団体と同じ神秘性と呪術性をもっている。宗教団体は近代、それらを薄味にしているが国家は逆に濃くしている(参照P100~) また、国家の成立ちに稲作は欠くことはできないし、更に農耕を効率よくするための鉄器伝来は重要な意味をもつ。

  • 明石は漁師の街であることをあらためて知った。瀬戸内の良い漁場を持ち、一匹狼の漁師達。今でもその面影はあるのだろうか。
    魚の棚は、そこそこ賑わっているから、多少は残っているのかもしれない。

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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