徳川の夫人たち 下 朝日文庫 よ 1-2

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022601926

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  • お万の方・・・よしながふみの「大奥」を思い出す

  • 上巻に記載

  • 尼僧から無理やり還俗させられて家光くんの側室にされたお万さんが、春日局亡きあと大奥総取締をしっかり勤め、家光くん以外の人に恋心を抱いたことで感じた想いから側室の座を外れ、心で家光くんとしっかり結びついていく姿はとても美しかったです。
    お万さんを単なる悲劇の女性とするのではなく、どんな状況に置かれても自分の誇りと美しさを失わないたおやかな女性として描いていたのが素晴らしかった。
    面白くて一気に読んじゃったよ(笑)

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著者プロフィール

1896年、新潟市生まれ。52年「鬼火」で女流文学賞、67年菊池寛賞を受賞。『花物語』『安宅家の人々』『徳川の夫人たち』『女人平家』『自伝的女流文壇史』など、幅広いジャンルで活躍した。著書多数。73年逝去。

「2023年 『返らぬ日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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