からゆきさん (朝日文庫 も 1-1)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022602350

感想・レビュー・書評

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  • 悲しい感じだけではなかった、いつの時代も時代背景はそれぞれだが、みんな逞しく生きている、それにしてもなぜ、女性だけが対象になってしまうのかなあーと素朴に思います。

  • からゆきさんって聞いたことはあったけど、そんな深くは知らなかったので読みました。人権も人としての尊厳もなんもない時代だなと実感。
    あと昔あった夜這い文化、今じゃ考えられない。でももっと調べたくなったりして。

  • 従軍慰安婦の問題に関して「なかった」だのなんだのという人たちにはぜひとも読んで欲しい一冊。
    国は彼女たちに何もしてくれなかった,それでも日本を誇らしく,日本人であると生きた。

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著者プロフィール

森崎和江(もりさき・かずえ) 1927年朝鮮大邱生まれ。福岡県立女子専門学校(現・福岡女子大学)卒。詩人・作家。谷川雁・上野英信・石牟礼道子などと「サークル村」をおこし、文化運動・大正炭坑闘争を闘う。執筆活動・テレビなどで活躍した。主な著書に、『まっくら』『奈落物語』『からゆきさん』『荒野の郷』『悲しすぎて笑う』『大人の童話・死の話』『第三の性』『慶州は母の呼び声』など多数。詩集に『かりうどの朝』『森崎和江詩集』など。2022年、95歳で死去。

「2024年 『買春王国の女たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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