女二人のニューギニア (朝日文庫 あ 5-1)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022603289

感想・レビュー・書評

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  • 残念ながら著者は若くしてなくなってしまいましたが
    彼女をニューギニアに連れて行った
    畑中女史は今も生きておられます。
    (画像検索をすると15年ほど前の画像が出てきます)
    確かに強い女性ですわ。

    二つ返事で行くなんていったのが運の尽き。
    まさに地獄行き(?)のニューギニアへの旅。
    足は悲鳴をあげても歩かなくてはいけません!!

    著者はご存知のとおりで非常に
    おかたいイメージの強い人でしたが
    ところがどっこい、この本には
    そんな要素は微塵もございません(笑)

  • 有吉佐和子さん(S6.1.20~S59.8.30急性心不全で急逝、享年53)の「女二人のニューギニア」を読みました。1985.7.20発行。1968年(S43)、有吉さん37歳のとき、友人の文化人類学者、畑中幸子さんが調査中だったニューギニアの山奥の村を誘われるままに訪れ1か月滞在したときの紀行文、爆笑エッセイです。面白かったです(笑)有吉佐和子さん、作品を読んだことはなく、若いころ難しそうな本を書かれてる作家さんだという印象を持ってました。この作品からは、天真爛漫、明るく楽しそうな有吉さんです。

著者プロフィール

昭和6年、和歌山市生まれ。東京女子短期大学英文科卒。昭和31年『地唄』で芥川賞候補となり、文壇デビュー。以降、『紀ノ川』『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『複合汚染』など話題作を発表し続けた。昭和59年没。

「2023年 『挿絵の女 単行本未収録作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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