街道をゆく〈24〉近江・奈良散歩 (朝日文庫)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 朝日新聞社 (1988年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022605214

街道をゆく〈24〉近江・奈良散歩 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2013 読了

  •  万城目学の『偉大なるしゅららぼん』と並行して、こちら偶然に『街道をゆく 近江、奈良散歩』を読んだ。昭和の一時期、農地拡張のために琵琶湖沿岸の埋め立て工事が行われていたらしい。現在は滋賀県の「琵琶湖周辺の景観を守る条例」で自然と調和がとれている。これ以上、琵琶湖を汚せば湖の龍が怒り狂い、人々に禍を与えると信じられているとかいないとか…

  • 奈良についてはやはり中国の話になってしまう。
    ウテン国。ロマンがありすぎる。

  • 読む度、奈良を歩きたくなります。
    あったままに淡々と描いているような、読みやすい文章なのに、奈良の空気感がよく味わえる、司馬さんのすごさを感じます。通して読んだり、気のむくままパラパラとめくった頁を読んだり…と、何度も読んでます。

  • 旅行合わせで購入しざっくりとですが読みました。やはり司馬先生の文章は自然と引き込むものがあり、空気感も独特のものがあって好きです。また時間をおいて読んで、旅の事を思い出したい。

  • 再了。奈良散歩に入ると司馬は東大寺二月堂の修二会を軸に筆を進めます。1200年以上同じように続く修二会の諸儀礼。天上では一晩行われるが人間世界では数百年かかるという儀礼を人間世界で行うにはどうしたらいいのか。実忠は走ってやることで一晩の儀式としたという。
     夜、呑みに出た司馬たちが興福寺の塔の下を通るくだりが好きだ。上司海雲さんが病院で眠れぬ夜を過ごした後の朝の雲の描写も好きだ。今年(2009年)奈良を三度訪れたが、いつもその前にはこの本を読んでいる。数百年を一晩に縮めるここで一夜を過ごすしながらこの本を手にすると、この旧都の千年を感じるような気がする。(mixiソーシャルライブラリーより転記・修正)

  • 久しぶりに司馬遼太郎の文章を読んだ。膨大な知識とそれを再構成して解釈して示すところにあらためて驚嘆した。意外なほどに素直な驚きや感動が記されている。刺激を受けた一冊だった。

  • 近江はシリーズ第1巻に続いて2度目の登場。1巻は琵琶湖の西側だったが今回は東側。浅井長政や信長など主に戦国以降の話題。 奈良は飛鳥時代など古代がテーマ。奈良っていうと歴史の宝庫のようなイメージがあるけど、実際には古代までなのね。

  • 司馬遼太郎さんのエッセイって実は初めてかも。
    とても読みやすくて、内容が濃くて、面白い!

    蒲生氏郷や井伊直孝についての本が読みたくなった。

    街道がゆく、読みたい本がない時は、少しづつ読んでみても良いかも。
    その地に絶対行きたくなりそう。

  • 試験期間にぼちぼち読んでたのであまり印象に、、
    本は悪いわけじゃないね。よってせめて備忘録しとこ。

    興福寺の阿修羅像の清らかな顔には無垢の困惑ともいうべき
    神秘的な表情がうかべられている。無垢の困惑というのは
    多量の愛がなければおこらない。しかしその愛はそれを入れている
    心の器が幼すぎるために慈悲までには昇華しない。
    かつかれは大きすぎる自我をもっている。このために自我が
    のたうちまわっている。法相・唯識は人間への絶望から
    出ているために成仏するためにの修行は天文学的な時間が
    要るとされる。。

    華厳経にあっては三界唯心であって客観的に物や事が
    存在することはないと言い切っておりこの雄大な教説は
    唯心であることを出発点としている。心でそう思い
    そう見ることによって物や事が存在する。心を
    通さねば三界は存在しない。。。
    三界は虚妄にしてただこれ一心の所作なり。
    人間の心の動きに実践という衝撃を加えることによって
    精神を高い次元へ転換させる。そのあとに解脱が開ける。
    ただし華厳教学では人間が解脱するためにナマで存在する
    「三界」そのものは存在せぬという。。

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