モモを読む: シュタイナーの世界観を地下水として (朝日文庫 こ 4-4)
- 朝日新聞出版 (1991年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022606334
感想・レビュー・書評
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著者が小説・映画の「モモ」が含んでいる深い深層を説明しているのは非常に興味深かった。エンデがどのような人であったかの説明から始まる。しかし、著者はシュタイナーの幼児教育との関係を主張しているにも関わらず、どのような関係にあるのかは今一つ分かりづらかったように思う。童話であるモモの世界が哲学的でこんなに難しい印象だったとは驚き。モモが人間、動物たちに聞き耳をたてる、「そんなものでもそれぞれの言葉で語りかけてくるようになる」との言葉は意味深だ!
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シュタイナー、エンデそれぞれの著作の理解が深まるように思うけれど、シュタイナーに馴染みがない場合、多少戸惑うかもしれない。そのアウトラインを知ることができるような気もする。シュタイナーから入ったので割合有意義に読むことができた。
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有名な「モモ」のお話を、シュタイナーの世界観で見つめ直すという試みです。何気ない台詞の一つ一つに、深い意味があったことが紐解かれます。こうしたバックボーンを理解して読むのが好きな人と、知らずに読むのが好きな人と、様々意見はあるかもしれませんが、個人的には、私は知りたい方です。
さっそく、「モモ」を読み直そうと思っています。 -
シュタイナーの本は難しくって...というひと。
ファンタジー文学の「モモ」には
何か社会的な、いや哲学的なものがある...と感じられるひと。
子安さんが分かりやすくお話しして下さいます。
メチャ☆オススメ☆イチオシです! -
昔読んだ本
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途中からくどくどしくおもえてしまった 笑
モモ読んで、それぞれの感じ方をもってればいいやっておもった。
シュタイナー教育についての本を読んでみよっかな。。うむ。 -
卒論!
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50p。少し汚れあり
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ファンタジーからモモ、そしてシュタイナーに続きます