森林がサルを生んだ―原罪の自然誌 (朝日文庫)

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著者 : 河合雅雄
  • 朝日新聞 (1992年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022607225

森林がサルを生んだ―原罪の自然誌 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 読書録「森林がサルを生んだ」4

    著者 河合雅雄
    出版 朝日文庫

    p231より引用
    “ だが、科学上の大きな真実は、いつもあ
    たり前のことの中に隠れている。物はどうし
    て落ちるのかという、あまりにあたり前で誰
    も疑問に思わなかったことから、ニュートン
    は地球が持っている偉大な性質を探りあてた
    のだ。”

    目次から抜粋引用
    “森林がサルを生んだ
     遊動生活は個性化を強めた
     文化の発生
     人間には生殖期がなぜなくなったか
     自然の掟を破ったもの”

     日本のサル学のパイオニアである著者によ
    る、サル類の進化や生活からみた人類の性質
    を記した一冊。
     生物としての人類の不思議さについてから
    武器を使うようになった経緯まで、著者自身
    の豊富な経験を元に書かれています。

     上記の引用は、身の回りのごくあたり前に
    見える事に関しての一節。
    何とも思わずに見ているものであっても、
    しっかりと隅々まで見つめることで、また何
    か違った面が見えてくるのでしょう。
     人が人である一番の特徴は、サルが森林で
    暮らすようになったことが土台になっている
    とのこと。どんなに素晴らしい生き物のよう
    に思っていても、自然の生き物とつながって
    今ここにあるのだなと思わせる一冊です。

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