- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022611307
作品紹介・あらすじ
「恋はすてきなもの」「恋ほどすばらしいものはない」…。詩や歌に教えられるまでもなく、心ときめかせ、胸を焦がす想いほど人間を高揚させるものはない。だけど、それだけでは終わらないのが人生の現実。鋭い洞察力と深い教養が光る、子供たちと大人たちに向けた恋愛論の名著。
感想・レビュー・書評
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この糞みたいなタイトルww
すごく昔、恋愛に疲れていて、「これを読んだら変われるかも」と期待し購入した本。
当時読むことはなかった。
いまさら読んでみた。
もっとひどい内容かと思いきや、意外と大筋同意できた。
内容的には★4程度かもしれないけど、その意外性に5つ。
やすっぽい生き方をしている人間はやすっぽい恋愛しかできない、という言葉が印象的。
また福沢諭吉の女郎に関する考えや、結婚と恋愛を別物として捉えている人々の考えにも大筋同意。
女はもろい、そのとおりだと思う。恋愛においては。
押しに弱いのはだめだ。女がいい男を見つける力をつけ、いい相手と結婚するべきだと改めて思った。 -
1908年生まれの小児科医で評論家の松田氏の、子供にも分かるように性を書いた名著。
タイトルと表紙が残念だが、内容はとてもアカデミック。文体はしゃべり口調。
社会と共に変化する概念、恋愛の素晴らしさと「おまけ」(リスクや負の部分)について文化人や医師等の表現•言葉を借りながら語るスタイルです。
タグ
石川啄木、桂三木助、近松門左衛門、北村透谷、木下尚江、森有礼、植村正久、福沢諭吉(『品行論』;さすがの素晴らしい理論、特にパブリックモラルだけの男性について)、長谷川泰、岩野泡鳴...平塚らいてう、伊藤野枝... -
昔、推薦で入学が決まっていた大学から課題図書として指定されて読んだ。
タイトルのインパクト大だが、内容は堅実 -
恋愛の歴史をひもといて、中高生向けに恋愛とは何かを書いた本。
かなり古い本だけど、今もこの本に書かれた恋愛の性質は変わっていないと思う。恋愛の話が、小説のように個人的なものでも、恋愛テクのようにギミックになるでもなく論じられている。
30歳の自分でもかなり共感できるし、なんとなくモヤモヤと思っていたことが地に足ついた言葉になっていた。
結婚(というか暮らし)と恋愛は別もの。
長くいっしょにいるには、自分を更新し続けられる同志がいい。 -
で、あの、、どうすれば幸せになれるんでしょうか??と聞きたくなるような内容でした。しかし、平塚らいてうと伊藤野枝のことが書かれていたのが一番の収穫であった。
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烏兎の庭 第一部 日誌 4.24.04
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/diary/d0404.html#0424 -
まあまあ。その突飛なタイトルから期待しすぎたかもしれない。
古今の有名人がどのように恋愛に取り組み、どのように恋愛に失敗したかを取り上げた作品。
最後の部分で恋愛するには女のほうが不利だから、結婚するまでセックスしないほうがいいという主張には納得いかない。