秘宝耳 (朝日文庫 な 14-5)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022613875

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  • 「秘宝耳」3

    著者 ナンシー関
    出版 朝日文庫

    p81より引用
    “しかし、人間というのは慣れるものである。
    本当に慣れる。もっとすごいのは、慣れていなかったころのことを忘れてしまうことだ。”

    コラムニストである著者による、
    TVで見聞きした有名人達の言動を分析し突っ込みを入れる一冊。
    アイドルから超能力研究家まで、
    1999年から2000年頃のTVに出た人たちに、
    著者にしかできない視点で鋭く突っ込みまくっています。

    上記の引用は、
    TVに出てくる人たちの印象に対する一文。
    慣れてはいけないことに対しても慣れてしまう、
    人間の順応性の強さを感じずにはいられなません。
    TVで流されるCMなどを何度も何度も見せられて、
    流行しているかのように慣らされてしまわないように、
    本当に自分に必要な物かどうかを考えた方がいいと思います。
    しかし周りと同じ物をもっていると、
    仲間意識のような者を感じるというのもありますので、
    結局好みで選ぶ以外にないのかもしれませんね。

    ーーーーー

  • 私の知ってる芸能人がいっぱい出てきたらもっと面白いのになー

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著者プロフィール

1962-2002 青森県生まれ。法政大学中退。消しゴム版画家。雑誌のエッセイや対談でも活躍中。著書に『ナンシー関の顔面手帖94夏』『信仰の現場』『小耳にはさもう』ほか多数。

「2014年 『語りあかそう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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