- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022614339
作品紹介・あらすじ
毎日をおしゃれに楽しく送りたい、すべての人へ-東京カルチャーを代表するバンド"ピチカート・ファイヴ"のヴォーカリストとして、多くの熱狂的ファンを獲得した野宮真貴が、自身の「おしゃれ人生」を振り返りつつ綴る、乙女のためのファッション徒然雑記帳。
感想・レビュー・書評
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おしゃれ手帖2を読んでてうっかり再読。
野宮真貴ができるまで。かつ、音楽を絡めたファッションの移り変わりとしても、興味深い。全部写真付きだったらなぁ!見たいなぁ!と思わせるほど鮮やかに、流行を客観と主観を交えて語っています。
彼女の客観と主観のバランスと、ファッションへの愛。いっぱい失敗するけどやめる気はない!っていう振りきりがすきです。おしゃれしたくなる。タンスの中身を総チェックしたくなる。あああーお買い物に行きたいよう!おしゃれしてでかけたいよう。 -
彼女のファンじゃないと退屈かも。
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ピチカート・ファイヴのボーカル、野宮さんのおしゃれなエッセイ…かな?申し訳ないがピチカート・ファイヴって名前しか知らないのであまりピンと来ないのだが、野宮さんのおしゃれへのこだわりがさらっと読めた。
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元ピチカート・ファイヴの大人かわいいファッショニスタ、野宮さんのエッセイです。装丁が上品なベビーピンク+マットゴールドの、女子カラー炸裂。しかも朝日文庫なのに、背表紙もこの色!「このアイテムはこう使え!」といった指南本ではなく、おしゃれを愉しむ気分と気合いがふんだんに描かれた本です。パキッとキマッた60年代ファッションがお似合いの野宮さん。お洒落は計算も大事だけど、場数と気概だねぇ…と思うことしきりです。子供のコートにウサギの毛皮をトリミングしたり、制服までも「娘に似合うように」カスタマイズしてしまう(笑)お母さまと、お母さまお手製のアイテムたち。60年代に子供時代をすごし、その後ロックに目覚め、ライブとクラブ(当時はコンサートとディスコですね)にどっぷりハマって…と、彼女をつくったものがふんだんに紹介されています。心はロックなお嬢さま高校生、イカすぞ!それに、描かれる友達との、ロック喫茶やナイト・クラビングのシーンが非常にカッコよく、「終業と同時に職場で着替えてクラブへ直行、踊り明かしてそのまま職場へ行く『眠らない』男友達(しかも義手の片腕が実にクールなパーソナリティ)」やら、「いきなり『東京へ行こう』と思い立ち、ロンドンブーツで自転車を何台も乗りつぶして東京へたどり着いた、何やって食べてるかわからない美形の男友達」やら、もう作りごとのよう!正体不明のバッドボーイ・バッドガールの社交といった感じがまぶしくて素敵です。このカッコよさを作っているのが実は、野宮さんの文章のうまさ。非常に言いにくいのですが、野宮さんはすこぶるの美女でもなく、スレンダーではあってもプロポーション抜群、というかたでもないと思います。芸能活動だって順調にきたわけではないし、ピチカートは誰でも知ってる超人気バンドでもなかった。そういった、いわば自分的にマイナスの面もプラスの面も偏りなく、センテンスの短いぱきっとした筆致で書いておられるのが心地よかったです。湿り気なく、いやみもなくて男前な感じ(笑)。見た目ガーリー、だけど内面はハンサムといった、気持ちよい姐さんっぷりを楽しみましたので、ちょっと甘めに(いつもだけど)この☆の数で。
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ジャケ(表紙)からして女ゴコロをくすぐる。
オサレ!! -
元ピーチカト・ファイヴの野宮真貴、と言えば頭脳少年カトリのイメージが…小学生の私にとって野宮真貴はそんな印象だった。
六本木ヒルズに住む野宮真貴の生活はお洒落で、一般人の私には馴染みのないものばかりだけど刺激は受けます。
これを読んで、とりあえずかわいいと思う事って大事だと思えるようになりましたからね。 -
手のひらにいつもおしゃれを。
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野宮真貴さんのエッセイ第1弾。
80年代の失敗洋服の話が面白かった。 -
おしゃれなのかなぁ??