読むJ-POP: 1945-2004 (朝日文庫 た 42-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022614575

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  • 題名の通り、1945年から2004年にかけての日本のポップスの歴史を整理したもの。J-POPと書いているが、演歌やアイドルの歌もカバーしており、ポップスというよりも歌謡曲全般が対象。1945年というのは、太平洋戦争が終わったとしなので、戦後約60年間の日本の歌謡曲史だ。
    内容も面白いのであるが、筆者の博覧強記ぶりにまずは驚く。この間に活躍した、ほとんど全ての歌手についてコメントを加えている。もちろん、本書を書くにあたって資料にあたったり、曲を聴き直したりしたのであろうが。
    私がリアルタイムでここに掲載されている曲を聴いたのは、第10章のシンガーソングライターを取り上げた章あたりから。それは、私が中学校2年生くらいの時の話。以降、私の高校・大学・社会人時代に聴いた曲が沢山取り上げられていて、とても懐かしかった。

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著者プロフィール

1946年、千葉県船橋市生まれ。1969年、タウン誌のはしりとなった『新宿プレイマップ』創刊編集者を皮切りに、「セイ!ヤング」などの放送作家、若者雑誌編集長を経て音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、NACK5「J-POP TALKIN’」、FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」、TOKYOFM「Kei‘s Bar」パーソナリテイー。「毎日新聞」「J-CAST ニュース」「B-PASS」など、新聞雑誌でレギュラー執筆中。日本のロック・ポップスを創世記から見続けている一人。日本放送作家協会会員。
主な著書に、『陽のあたる場所/浜田省吾ストーリー』『オン・ザ・ロードアゲイン~浜田省吾ツアーの241日』(角川書店・文庫)、『読む J- POP1945 ~ 2004』(朝日文庫)、『小説・吉田拓郎~いつも見ていた広島』(小学館)、『70 年代ノート』(毎日新聞)、『永遠のザ ・ フォーククルセダーズ~若い加藤和彦のように』(ヤマハミュージックメデイア)など多数。

「2017年 『ビートルズが教えてくれた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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