慶喜登場 遠い崖4 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 は 29-4)
- 朝日新聞社 (2007年11月7日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022615466
感想・レビュー・書評
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徳川慶喜をイギリスとフランスで異なった見方をしているとは知りませんでした。歴史は多方面から見るのが面白い!
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慶喜の登場に、薩長側も明らかに警戒していた(木戸は、慶喜を家康の再来と怖れた)
特に慶喜の外交面での開明性と朝廷工作の巻き返し。
一方、慶喜は、薩長よりも保守的な幕臣との間で確執が大きく、身動きできなかったようだ。大政奉還もそうだが、如何に求心力を出していくか苦心していたと思う。 -
長州再征中に家茂が病死し、慶喜が次の将軍として推されてくるところから、イギリスのパークスが兵庫開港と大阪の開市を慶喜に迫り大阪まで強行に初謁見するまで。アーネスト・サトウを中心に、パークス、フランスのロッシュ、薩摩や長州、幕府の書簡や日記を通じて、この間のそれぞれの考えや行動を検証していくので、非常に興味深い。
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2007.12.21
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