- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022617613
作品紹介・あらすじ
【文学/随筆】楽しくて速くて健康的で渋滞を起こさない自転車がブームといわれて久しい。3・11以降、自転車通勤も増えている。自転車をもっと楽しみ、有効活用しながら、先進国でワースト1の事故数を減らすための提案も。懐かしの広告、おすすめツーリングコースも紹介する。
感想・レビュー・書評
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著者の本は昔から読んでいるけれど、だんだん主張の仕方が過激になっていってる。
この舌鋒の鋭さは、著者のいらだちがそのまま反映されたものなんだろうね。
自転車乗りの僕としては「やれー、ヒキタもっとやれー」て感じだが、そうでない人はどう感じるのだろう。戦略としては、ちょいと疑問符がつくかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モンテカルロモデルとかなんなんですかね。要はアリタリア航空スポンサーのランチャ・ストラトスのカラーリングをモチーフにしただけですよね。同じ色で、他のラリー選手権も出るわけで、まったく意味不明です。
評価は低いですが、ネタとしては楽しめます。対象が不明なのはどうなのかと。不要な用語集、歴史。仮に初心者相手なら、難しすぎというか、マニアック過ぎです。
つまりは、書きたいことを並べただけなところが、低評価の理由です。 -
疋田さんの文章はいいな〜
脱力系だけど本質をついてる。 -
著者の自転車本を何冊か読んでいるので、自転車による車道走行についてや行政の勘違い対策、海外の状況など繰り返し述べられている内容なので、特に新鮮、とか思うところはない。
この本での注目は自転車の歴史と称してその起源から遡っていること、特に昭和の40年代から50年代にかけて流行?していたジュニアスポーツ車を当時のカラー広告と共に振り返っているところは面白かった。
ただ、路側帯はともかく、路肩は道路ではないのだから、走ることを前提に考えない方がいいのではないかなぁ、とは思った。