負けを生かす技術 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022618665

作品紹介・あらすじ

【社会科学/社会科学総記】小さな負けにこだわることが決定的な人生の敗北を招く。失敗をプロセスに組み込め。勝利も挫折も成長の糧にしたからこそ25年間、アスリートとして活躍できた走る哲学者が導く心と体の操縦法。リオオリンピック直前に待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • なぜ努力するのか?報われないかもしれない。でも、少なくとも、明確な目標に向かって、日々をいきいきと生きるという報酬がすでにある。

    自分がいいな、と思う瞬間を集める。それが志を作ることにつながる?

    本当は、メダルを獲るまでが幸せだった。これは人生の切なさ。向かっている最中は苦しいけど。あとから振り返って、きつかったけど幸せだったな、とわかる人生の切なさ。

    結局、人はどこまで行っても日常しかない。何かに向かって、日常が染まっている状態が、幸せ。自分が醒めずに何かに向かって真剣にやれていることが幸せ。

    選択肢はできるだけ広い方がいい。

    ほっとする瞬間。夜、次の日が休みでゆっくりダラダラしてる時が幸せかな。それを認めていい。

  • アスリートが書く文章はどうしてこんなに理解しやすいのだろう。

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著者プロフィール

1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2021年12月現在)。現在は執筆活動、会社経営を行なう。Deportare Partners代表。新豊洲Brilliaランニングスタジアム館長。YouTube為末大学(Tamesue Academy)を運営。国連ユニタール親善大使。主な著作に『Winning Alone』(プレジデント社)、『走る哲学』(扶桑社新書)、『諦める力』(プレジデント社、小学館文庫プレジデントセレクト)など。

「2022年 『Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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