建礼門院右京大夫 (朝日文芸文庫 お 21-2)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022641090

感想・レビュー・書評

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  • 在下鴨舊書展發現這本書,雖然被別人買走,但是偉大的市圖還是有求必應,讓我可以順利讀到。這本書以右京大夫第一人稱,描寫平安末期的宮廷,和風雅交流的生活;平家盛極一時,主角和小松次男資盛談戀愛,但也同時和熟男藤原隆信有了一場大人的戀愛。然而右京大夫離開宮廷之後,平家漸漸失速式微,終於她失去了自己的最愛,再度回到宮廷但也是悲傷地回憶過去,把悲傷結晶成更多的和歌。感謝歌集語譯可以讓我攻克這本書,大原的文筆非常優美而細緻,正好和時代貼切地契合,也正好是我尋找的這個時代的小說的模樣。非常精緻的佳作,值得再讀。

  • 平家関連の小説の中では秀逸な作品。「建礼門院右京大夫集」をベースに、右京大夫と藤原隆信、そして平資盛との恋が生き生きと描かれている。本当の愛に目覚めた時に訪れる悲劇。資盛の死後半世紀以上資盛を弔い続ける姿は涙なしでは読めない。

  • 学生時代、様々な小説家、研究者が書いた同歌人の本を読んでいて、この小説にたどり着きました。悲恋の相手・平資盛の影で印象が薄かった、藤原隆信との恋愛を超えた交流が描かれていて、良かったです。また、長くページを割いて描かれる宮中絵巻のような雰囲気も素敵でした。

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著者プロフィール

1912年高知県生まれ。高知女子師範中退。昭和32年『ストマイつんぼ』で女流文学者賞受賞。『椀という女』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『於雪ー土佐一条家の崩壊』(女流文学賞)等。平成12年1月没。

「2022年 『草を褥に 小説牧野富太郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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