- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022642486
感想・レビュー・書評
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「俺はろくでなしだけど、人でなしじゃない」というのが胸にきました。
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2014.10.5
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強引な展開もあるが、浅田さんらしい人情味溢れる話。期待した程の感動はなかった。歯を治さなければ…。
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2014.9.12ー67
マリが余りにも切な過ぎる感はあれど、ほんわか切なく暖かな浅田次郎ワールドに浸れる作品。 -
2014.906
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家族の大切さ、親の子に対する愛がとても良く描かれていt。私情だが、親と別れて留学に行く飛行機の中で読んだので、よりいっそう胸に沁みた。
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【本の内容】
バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男城所安男。
心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院めざし、奇跡を信じて百マイルをひたすらに駆ける。
親子の切ない情愛、男女の哀しい恋模様を描く、感動の物語。
[ 目次 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
なんて切なくてあたたかくて愛情溢れる物語だろう。両親を持ち、親でもある自分と照らし合わせて一気に読了。
いくつになろうと経済的に豊かになろうと家族を持とうとも親のことは忘れてはいけない。 -
お母さんが年を重ねても凛としてすてき。
奇跡を期待するのではなく、希望というかそういうものの大切さを感じる。
兄弟夫婦以外の、主人公の周りの人たちがそれぞれに立派。 -
物語がとても良くできている。
母への思いをとても丁寧に描いているなぁと思った。
感情移入して泣いてしまった。
出てきた全ての人に、幸せになってほしい。
読んだらそう思わざるを得ない。