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- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022642882
感想・レビュー・書評
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ウィーンに外交官として滞在している真賀木とバイオリニストの相馬充子が手にした一枚の楽譜。それは、ルーマニアからの亡命者、センデスがもたらしたもので、100年前にルーマニアの作曲家が、何らかのメッセージが込められているという。
東欧の革命と関係があるであろう、その謎解きに挑む真賀木。ウィーンやルーマニア、日本を舞台に、センデスや彼の周囲の人々が描かれる。東欧の革命前の1986年当時とそのさらに100年前の東欧の状況、想いを寄せながらもなかなかうまくいかず、やきもきする真賀木と充子の関係など、ハラハラする要素がいっぱいで、一気読み。
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朝日新聞連載中に時々読んでた。楽譜に謎がある点では、最近読んだ、『総統の御前零時』に通じるものがある。
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時間が許せば。
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東欧に革命の風が流れる中、外交官の間が真賀木奏とバイオリニスト走馬充子は出会う。その二人の間に、ルーマニアから脱走した、センデス、ミハイ、ジィヤーヌ、そして百年前に書かれた楽譜まで絡んでくる。この楽譜の謎とは?この時代のあたりに自分が生まれたので、ルーマニアの当時の状況が全然わからないのが悔しい。
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