- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022643780
作品紹介・あらすじ
神の町に"神"は存在しないのか。自殺、事故死、行方不明と事件が相次ぎ、放火や地震が住民たちに追い打ちをかける。町に流れる不気味な噂、ひそかに張り巡らされる監視網、そして訪れる審判の時とは?伊藤整文学賞と毎日出版文化賞をダブル受賞した傑作長篇第2弾。
感想・レビュー・書評
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また一気に読んじゃいました。登場人物はめちゃくちゃ多くて、名前を聞いても全然分からないんだけど、その物語を読んでいるうちに、それまでの経過も一緒に思い出せるという、それって凄いことですよね。人物の造形がしっかり出来ていて、なおかつそれぞれが個性的でないと、なかなかそうはいかない。最終的な落としどころがまだ朧気にしか見えてきませんが、それだけこの後も楽しめるってこと。今後の後半戦、ますます楽しみになってまいりました。
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4へ
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最初はそんな町あるか!と思っていたが、だんだん面白くなってきた。
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荒んだ登場人物ばかりで少しメゲてきた
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閉塞的な東北の田舎町でストーリーはどんどん膨らんでいく。すごい力技。先が気になる。
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阿部和重再読第六弾。
Ⅰ巻同様に、話はひたすらに広がっていく。
阿部氏独特の文体に脳みそが侵されていく。。。 -
事件の真相を明らかにする方向に何故か進んでいかない第2巻。
続きが非常に気になる。
びっくりするくらいグロテスクな表現もあるし、どうしたって楽しい話にはなりそうもないのに不思議と面白い。
なんだか分からないおかしみがある。
なんだろう…不思議だなぁ。-
こんにちは
3巻突入ですね
実はtakanatsuさんの読書傾向からするとタイヘンなものをすすめてしまった…
と思わなくもなかったんですが(...こんにちは
3巻突入ですね
実はtakanatsuさんの読書傾向からするとタイヘンなものをすすめてしまった…
と思わなくもなかったんですが(^^;)
阿部さんの小説はわりとどれも変な人ばっかり出てくるのです。
引き続き感想を楽しみにしております。
2011/11/27 -
こんにちは。
やっと4巻です。
オススメありがとうございました。
確かにこんなに強烈な小説は初めてかもしれません。
でも戸惑いな...こんにちは。
やっと4巻です。
オススメありがとうございました。
確かにこんなに強烈な小説は初めてかもしれません。
でも戸惑いながらも自分なりに楽しんでいます。
登場人物にダメ出ししたり、ツッコミ入れたりしながら読んでいたら、最初よりも(一部の人には)親しみを感じられるようになったかもです。
阿部さんの他の本も読んでみたいなと思っています。続けて読む気力はないかもですが…。2011/11/30
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シンセミア 全4巻中の2巻目。
小さな東北の町で起きる事件。
少しずつきな臭くなっていく。
後半が楽しみ -
だんだんわかってきた。これは神町で起こった「パルプ・フィクション」なんだな。