国境お構いなし (朝日文庫 う 5-4)

著者 :
  • 朝日新聞社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022643957

感想・レビュー・書評

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  • そうだよね、この人が書けばただの紀行エッセイにはならないよね。メキシコやアメリカで経験した骨太な論考が収められている。特にメキシコでの活動は面白い。移民史に立ち入ったりもしているのだが、そういう活動を知ると、フェミニズムの論客とされることの多い著者だけど、広く深く社会をみることのできる気鋭の社会学者なのだということがわかると思う。

  • 国境なんかいくらでも越えられる。なかなか超えられないのが....。
    さすが上野先生、いつも鋭い。

  • こんな刺激的なエッセイは久しぶりに読んだ気がします。
    軽く読める海外旅行記・海外長期滞在記から、じっくり読める専門的な日本学に関する考察まで、最初から最後までワクワクしながら読めました。
    やはりジェンダー学の上野千鶴子、女性が読んだらもっと面白いかも?

著者プロフィール

上野千鶴子(うえの・ちづこ)東京大学名誉教授、WAN理事長。社会学。

「2021年 『学問の自由が危ない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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