街道をゆく 5 モンゴル紀行 (朝日文庫) (朝日文庫 し 1-61)
- 朝日新聞出版 (2008年9月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022644442
感想・レビュー・書評
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司馬遼太郎著
中国周辺の少数民族について書かれている。
理解し易く、興味深い読んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モンゴル行きたい
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14/6/29読了 20/2/29再読
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1970年代のソ連やモンゴルの実態をここまでのレベルで記述した体験記は他に類を見ないのではないかと思う。
もはや完全に歴史の中に消えてしまった文化や風習を読むだけでも興味深いのに、司馬氏の知識と感性と文章を通して味わうことができるとはものすごく贅沢ですね。 -
紀行文です。序盤はロシアなのでモンゴルモンゴルしたのを期待するとあんまりかも。窓が閉まりきらないホテルに突っ込まれても文句を言わない、でもさらっとコンシェルジュ使ってたり飛行機でタバコ吸ってたりするところが余裕ある司馬大先生の紀行文だなあ、という感じで好きです。
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今年(2016年)、大学で同級だった友人が世界一周の旅に出た。友人が、モンゴル滞在中に、司馬さんの『街道をゆく』を読んでいるというので、久しぶりに読み返した。
司馬さんが訪問した当時の日本人にとって、モンゴルは、歴史教科書のチンギス・ハーンのくだりに出てくる国の名でしかなく、実在すると思われていないほどであった。
友人が馬乳酒を飲み、羊の群れに囲まれている光景は、司馬さんが訪れた頃と変わらないものなのだろうか。