ネクロポリス 上 (朝日文庫)

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著者 : 恩田陸
  • 朝日新聞出版 (2009年1月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644695

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ネクロポリス 上 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

  • 正直なところ、とても長い。
    事件らしきものは起こり始めているし、ページ数をかけただけ合って
    世界観、歴史的な背景は大分つかめてきている。

    この1冊作って作り上げた舞台で何が起きるのか、ホラーなのかSFなのかミステリなのか、
    楽しみであり、期待が大きすぎる分がっかりしないか心配でもある。

  • ファンタジー色が強い作品。マンガチックなキャラクターも沢山登場する。

  • 死者と出会える場所であるアナザーヒルを訪れた人たちと、殺人事件。不思議な雰囲気。
    最初入り込むまでが辛かったけれど、途中からぐいぐい入っていけた。
    2016/12/26

  • 特に用語や背景の説明がなく始まるので、入り込むまでに少しかかる。が、入り込めたら、世界観にどっぷりはまってしまって続きが気になってしかたがない。久し振りに読書で睡眠時間削ってしまった。
    ジュンが考えているようで抜けているのが心配だが、これから血濡れジャック又はジャッキーはどうなるのか?黒婦人は夫に会えるのか?ラインマンやお客さんはどう絡んでくるのか?下巻も楽しみだ…
    が、恩田陸はいつも前半は面白いが後半で失速しがちなのであまり期待値を高めない方がよいかもしれない。

  • 舞台は日本とイギリスの文化が混在しているV.ファーの聖地で
    故人と再会できるという「アナザー・ヒル」
    「ヒガン」では、「お客さん」として、この地を訪れた故人を
    向かい入れ、再会を楽しむ。

    日本でいうところのお盆であって、幽霊が来るのではなく
    あくまでも実態として訪れるという夢のような?場所。
    誰もが行けるわけではなく、細かな約束事がある。
    上巻のほとんどは、その世界観の説明になってるんだけど
    これがまた、いかにもありそうな感じなのである。

    いやぁ~相変わらず中盤までの盛り上げ方が上手い!
    世界観を楽しみながら、ワクワクドキドキ。
    今までの恩田作品のホラー、サスペンス、幻想系が
    融合したかのような作品。
    下巻に続く。

  • 『夜のピクニック』以来、陸作品二作目。最初は世界観に馴染めず読み辛さを覚えていましたが、徐々に慣れ、後半はあっという間に読み終えてしまいました。死者が現れる街“アナザー・ヒル”を舞台に繰り広げられるファンタジィ&ミステリィ。良い感じに下巻に続き、ワクワクドキドキです^^ どうゆう結末になるか楽しみ!

  • なんだか不思議な小説です。ファンタジーであり、でも現実世界に属している面もあり、推理小説であり、なんだか、色々。上巻を読んだだけですのでね、ここから下巻へどう繋がるか、楽しみです。

    それにしても、日本の風習である彼岸が、イギリス?が舞台となり、ヒガン、という風習になり、現実世界とリンクして存在している、という世界観。ふむう、不思議だ。なんだか、宮部みゆきの「英雄の書」を、思い出しました。現実世界とファンタジーが同居している小説、として。

    あとは、村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」も、思い出しました。恩田さんは、村上さんを好きなんだろうか。第一章のタイトル「アナザー・ヒル行きスロウ・ボート」は、村上さんの小説「中国行きのスロウ・ボート」を意識したのかなあ?とか思った次第です。あんま、そうでもないのかな?

    こういう世界観を作り上げた、恩田陸の創造性というものは、お見事やなあ、と思う次第です。小説家という人々は、別の世界を創造できる人々なのですよね。凄いですよねえ。ある意味、それは、本当に実在しているのかもしれない、、、

    とか考えると、人間という存在の、創造という行為の、想像するという思考の不思議さを、しみじみと感じ入る次第です。

  • すごい世界観、ただなんか地味。

  • そこに本当にそんな世界があるかと思うほどの描写。

    お客さんに会えるなら、誰と会いたいかなー、などと妄想しながら、登場人物の横でお酒を飲んでる気分になる。

  • ネクロポリスって死者の街?

    題名で買いました。

    卵やら精霊やら死んだ人やらお彼岸やら、何処の国の何処の地域の話か定められない。

    日本?イギリス?それとも共同統治の国?
    未来の話か今の話か20世紀の話かも定かでない?

    奇妙な話です。


    でも行ってみたい素敵な外国のような気がします。

    世界観は◎

  • おもしろい。
    舞台はVファーと呼ばれる、一種の霊場(イギリス)での話なんだけど、時代は現代でも歴史とかが違っていて、どうやら日本とイギリスとはかなり近い存在と言うことになっているよう。
    で、そのVファーでは死者が実体を伴って帰ってくるということで、ヒガン期間にVファーで過ごす文化のある人たちが巻き込まれる過去と現在の両方の事件の話。
    厚い本なのに全然退屈せずに読める。

  • きれいな話。この人の話できたない話もないけれども。恩田さんの部屋にはテディベアが置かれてると思う。カーテンはフリフリだとおもう。

    お盆に幽霊がくる島があるってはなし。みなに認知されていて、幽霊に会いたい人はどうにかしてその時期に来れば会えるかもー。


    あんましここまでファンタジーになると好きくない。現実世界に根ざしたファンタジーではあるんだけど、さすがにありえないレベルのファンタジー。それならいっそ、現実世界に根ざさない、真性のファンタジーのほうがいいー。ブレイブストーリーみたいな。

    この人の話は学園ものが至高。六番目の小夜子と夜のピクニックはどこにお嫁に出しても恥ずかしくない。

  • すごい!すごい!
    ホント、この人、あり得ない設定を物凄い説得力で読ませるんだよなぁ~。
    これは圧巻!引き込まれる!

  • 当時大学の単位が足りず追試のため仙台に宿泊。暗いビジネスホテルで読んだ。すごく、すごく怖かった。

  • 伏線回収しないのがアレなんだけど、いつもながら突飛な世界観をそれなりの説得力を持って描くのがとっても上手だよなあ。彼女のSF的ファンタジー的作品の中でも世界観の魅力としては一二を争うかも。

  • 『ネジ曲がった現実と』

  • v.ファーにアナザーヒル、この不思議な虚構の世界観に驚くほど入り込めた。とにかく面白かった!物語序盤からの推理合戦も楽しいし、とにかくここの光景がまざまざと目に浮かぶ位に作り込まれていて、本当に自分が行ってきたかのよう。日本の古い伝承にふれるのも興味深いし、それがイギリス文化と融合したら、という設定もおもしろい。自分が死者と会えるとしたら、とは考えてみるものの、現生で生を大事にしなくなってしまう気がして仲々恐ろしい。でも本当に読んでよかった!

  • まず表紙が素敵。
    内容も日本と英国の民俗信仰的な部分が上手に混ざり合っていて、素敵な世界観に入り浸っていたくなりました。
    登場人物もそれぞれ個性的で、特に女性陣がかっこいい。
    続編で各々の前日談やってくれないかな…。

  • ファンタジーは嫌いではない。独特の世界観があって映画を観てるようだった。なかなか面白かった。

  • 空想の世界で起こる殺人ミステリ。別に準える必要もないし、自分が読んだ順番のせいでそう思うだけだけど、世界観としては”折れた竜骨”的。ただ同作は、自分的にはファンタジー要素が強すぎると感じたから、本作くらいがちょうど良い塩梅。謎解きはまだこれからだけど、盛り上がってきたところで前半終了。後半の展開が楽しみです。

  • 再読。この世と地続きとは思えない異世界で次々と起こる事件に、読む速度も加速してページをめくる手が止まらない。勢いよく下巻へ突入。

  •  直訳すれば死者の町?日本とイギリスが融合したかのような不思議の国ファーイースト・ヴィクトリア・アイランズ通称V.ファーにある島アナザー・ヒルで行われるヒガンというイベント。そこではその期間だけよみがえった死者がお客さんとして生者を訪れる。そのヒガンに出かけて行った日本人大学院生ジュンとその一行。それを待ち受けるかのように起こる連続殺人事件。そんなミステリなんだかファンタジーなんだかわからない非現実的な世界の中で徐々に進行する時空間のゆがみ。もう何が何やらわからない。とりあえず意外な正体が明らかになった悪役についての消息は棚上げして、これまた意外な登場人物を含む残された善人たちは納まるところへ納まったかのような収束。この長大なストーリーの結末としては軽すぎというかどうかなと思うが、そんなことよりもそこに至るまでのこの著者らしいおどろおどろしい雰囲気を楽しむべき作品なのだろう。

  • 世界感が素晴らしい

  • 殺人事件が起こってもどこかゆったりしている。
    最初のうちは馴染めないと感じた不思議な世界観が、だんだん心地よくなってきた。

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