- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022644763
作品紹介・あらすじ
マドリードに別れを告げ、リスボン特急に乗ってポルトガルに向かう。長旅のあいだ、さまざまな話題が展開される。若き日の伊藤博文と井上馨が幕末にポルトガル人に「変装」した話、筆者自身がポルトガル人に間違えられた話…。リスボンの酒場では民族歌謡ファドに聞きほれた。雄大な旅の終わりはサグレス岬。大航海時代の礎を築いたエンリケ航海王子を思う旅でもあった。大きな活字で装いも新たに、新装文庫版。
感想・レビュー・書評
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スペイン人とポルトガル人との違いを書いている。
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司馬さん、前巻のバスクからやっと出てスペインとポルトガルへ。ちょっとスペインでの司馬さんが(バスクとポルトガルと比較して)テンション低い気がします。スペインからポルトガルへの鉄道での移動は今でも国境で雰囲気が変わるのか、やってみたいと思いました。
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この本を持ってポルトガルへ。いろんなところで記念撮影。楽しかった。ポルトガル料理美味しいよ!
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同じイベリア半島にありながらスペインとは違う民族性、日本にとって南蛮という新文化の象徴であった国は詩情深い土地と民族を持つ
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大航海時代を主導したスペインが、急速に衰えていった理由がよくわかりました。無敵艦隊は敗れるべくして敗れました。
こっちを先に読んでから、「街道をゆく オランダ紀行」を読めばよかったです。 -
安部公房全集より