オルトロスの犬 悪魔の章 (朝日文庫 こ 26-2)

  • 朝日新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022645227

感想・レビュー・書評

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  • 強烈なキャラクターの沢村だけれど、物語やアニメに登場してくるよくあるキャラクターでもある。
    「自分だけはいつも正しい」。
    間違った信念を持つ人間が権力を握ると、その歪んだ信念の犠牲になる者が必ず出てしまう。
    竜崎も碧井も、人とは違う力を持ってしまったために巻き込まれてしまった。
    物語や映像の中にある超能力はとても素晴らしいもののような気がする。
    けれど、実際にその力を目の当たりにしてしまったら、感嘆よりも先に恐怖心が湧いてしまいそうだ。
    それを偏見というのかもしれない。
    自分には理解できない力・・・受け入れるにはそれなりの過程が必要な気もするけれど。
    ラストシーンではホッとした。
    二人にとっては一番良い結末だったのかもしれない。
    いつの日か、二人が普通の兄弟として再び会える日が来ればいいな、と思う。

  • 本当に能力がなくなったのかはわかりませんが、自分だったらどちらの「手」を望むだろうか、と考えました。

  • ドラマは未見ですが、読んじゃいました。
    ラストの子どもたちの善意のループ、涙がボロボロです。こんな風に、ずっと。そのままでいられたらきっと、凄く暮らしやすい世の中になるんだろうなぁ。理想論だと知りつつも、描かずをれない人間の良心を信じていたいのかもしれないです。

  • ドラマ知らないとわかりにくい。

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