偽恋愛小説家 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022648204

感想・レビュー・書評

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  • 謎だらけの偽?恋愛小説家と新米編集者コンビがシンデレラや眠り姫などのおとぎ話のような事件の真相を追うミステリー連作短編集

    さすがシリーズ化されてる作品やなって感じのキャラ強恋愛小説家と新米編集者のコンビがいい味だしてていい感じ!

    おとぎ話に絡めるだけじゃなくおとぎ話自体もミステリーとして楽しんでいく感じで面白い。

  • グリム童話と恋愛の解体新書的な?


  • 面白いけど、シンデレラとかに憧れている人は読まないほうがいいです!
    夢センセ好きだなぁ笑

  • 面白かったです。夢センセの童話の解釈が思いもよらなかったものばかりで、とても興味深かったです。幼少の頃に読んだ、シンデレラや人魚姫が苦く感じられました。読みやすくてすらすら進みます。人魚姫の中の、「感傷と恋は似ているけんが、違うもんだで。」、心にちくりと刺さりました。ちょっと黒猫を思い出しましたが、夢センセもいいなぁ。続きがあるようなので気になります。「彼女」が読んでみたくなりました。

  • 単行本でも読んでたのに、忘れてて文庫化になりまた買ってしまった。
    面白いことに前に読んだ内容をまるで覚えてなく
    、何気に面白く読めてしまったので結果オーライ。

著者プロフィール

1979年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。ライターとして漫画脚本などを手掛けながら小説の執筆活動を続け、『黒猫の遊歩あるいは美学講義』で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞(早川書房刊)。同作は続刊も刊行され、「黒猫シリーズ」として人気を博している。ほか、『名無しの蝶は、まだ酔わない』(角川書店)の「花酔いロジックシリーズ」、『ホテル・モーリス』(講談社)、『偽恋愛小説家』(朝日新聞出版)、『かぜまち美術館の謎便り』(新潮社)などがある。

「2021年 『使徒の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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